こんにちわ
前回のつづきです。
出産のリアルな描写が出てきます。苦手な方は読むのをお控えください
入院3日目。
2時間おきに痛みで目覚めていたのでなんとなくスッキリせずに起床。
ボーっとしたままですが、
朝食は8割くらい
食べることができました。
この日も9時前に内診。
先生「SUさん落ち着いて寝れましたかね〜?バルーンを外したので今子宮口は3㎝。少し戻っちゃいましたね
昨日かなりキツそうだったので
今日はバルーンなしで、またお薬を1時間ごとに飲んで様子を見ていきましょう!」
え、、、
1㎝戻っちゃったとな
戻るとかあるんですね笑
そりゃそうか、わたしの身体は
自ら産む体制になってるわけじゃ
ないからね。
お薬やらバルーンやらで無理矢理
子宮口広げようとしてるだけだから
何もしてない夜の間に
戻っちゃったのだね
仕方ない。
今日もがんばるとするか
そう思ってまた陣痛室に戻り
横になりました。
幸いこの日はバルーンを外したおかげで吐き気はなく、気持ち的にだいぶ落ち着いていました。
前日から観はじめた
現代版の東京ラブストーリーも
内容がちゃんと入ってきます笑笑
夫や両親からのLINEにも返信できるくらいの余裕がありました
とはいえ痛みはしっかりあって、
日中は常に5〜10分間隔で
重い生理痛の痛みがやってくる
といった感じでした。
もし誘発のために事前に入院してなかったとしたら、このタイミングで病院に向かうんだろうな〜というレベルかな。
前日と同じように
痛みが落ち着いている間に
ご飯やトイレを済ませ
ひたすら時間が過ぎるのを
待ちました。
…が!
気づいたら16時半。
内診の時間です
先生「調子はどうですか〜?」
SU「短くて5分間隔で強めの痛みがありますが、耐えられないほどではないです。」
先生「うんうん。今、子宮口4㎝ですよ。すこーしだけ進んだね。
5分間隔で痛みも感じてるようだから
明日から促進剤の点滴を打つことにしましょうね。」
おぉー!
なんかよくわからないが
一歩進んだ気がする
入院から3日も経って、さすがに疲れてきていたので、こんな牛歩のような進展でも嬉しく感じます
気分が良くなって夕食は
しっかり完食してしまいました
その後、夜になると自然と
痛みが少し強くなりました。
間隔は変わらず5分間隔。
夜中になっても変わらず、
少し心細くなっていたとき
ひとりの助産師さんが見回りに
きてくれました。
「SUさん、大丈夫ですか〜?結構痛そうだね。長丁場だけど頑張ってくださいね。
本当はこういう時、旦那さんやご両親がそばにいてもらえるんだけど、今はコロナで立ち会いできなくてごめんなさいねつらかったら代わりいつでも私たちを呼んでくださいね!」
そう言いながら
片手でわたしの手を握り
片手で腰をさすってくれました。
泣ける〜
この時はコロナの影響で
立ち会いも面会も完全に不可。
夫はそもそも立ち会いに乗り気じゃなかったし、里帰りなのもあって
はじめから
「一人でがんばるかー」
と思っていて、特にそこに不安はなかったのですが
いざ何日もひとりで出産に臨んでみると、やっぱり寂しい
痛いし、痛いと言える相手もいないし
おまけになかなか出産も進まない。
夜中になると余計に寂しさが募る。
この助産師さんのひとことで
それまで張り詰めていた緊張の糸が
プツっと切れたかのように
ポロポロと涙が溢れてきました
SU「痛いけどがんばります…うぅ」
助産師さんは忙しいのにも拘らずそのまま30分も手を握りそばにいてくれました。
つづく