山科区小野の奈良街道沿い。
たまたま車を走らせていて見つけた、ぶどう直売所『寺本農園』。

この日は親戚宅へ向かう途中、お盆のお供えにぶどうがあれば、と京都市内でもぶどう名産地として知られる勧修寺近くにやってきましたが、すでに昼過ぎだったので、完売して閉店の農園多数だろうな、と。

お盆時期になると、多くの方がぶどうを買いに来られる場所。
 

ですが、こちらは勧修寺から外環状線隔てた、さらに東にある小野エリア。
こんな場所にもぶどう園があったのか、と。
 
あとで農園の方に聞くと、こちらにもぶどう園がありますが、勧修寺にもあるそうで、もともと有名なぶどう農園みたいです。
 

直売所のすぐ横にはぶどう園があり、わりとフラットな場所で栽培されてる様子。

 

直売所はこちら。
 
この時15時過ぎくらいでしたかね。ダメ元で入店。

 

すると、このエリアにぶどう園があること自体あまり知られていないのか、けっこうまだぶどうが残っていました。穴場すぎ。
 
しかも、ひと目でわかる質の良さそうな粒の大きさと、新鮮さを誇るぶどうたち。

 

この時扱われていた品種は、シャインマスカット、ピオーネ、藤稔。

 

こちらでは量り売りで提供されている様子で、大体一房1500円前後とのこと。

 

それ以外に、規格外で割安になったものもあり、こちらは超破格。

 

で、今回は親戚宅でのお供え用に藤稔。

 

自宅用にピオーネを購入。
 
このピオーネは別の日の朝に再訪して購入したわけですが、やはり朝のほうが商品充実していて、これも規格外でしたが2房2300円程度でした。
 
もともとマスカット系より黒系ぶどうが好みなので、今回藤稔、ピオーネを購入しましたが、その味の違いについて農園の方に聞くと、藤稔は大粒でジューシーなタイプ。そしてピオーネはさらに大粒でしっかりとした果肉が特徴とか。

 

今回はピオーネを実食。確かに藤稔より粒がデカい!

 

皮をむいて実食。

思ったより果肉はほどよく柔らかく、甘味と爽やかな酸味で、味のバランスのいいぶどう。この見た目だけで、スーパーで見かけるぶどう以上に高品質で、誰もが喜ぶお墨付きのやつだということがわかります。実際親戚にもかなり喜ばれました。

京都市内でこんなに大粒で美しく美味しいぶどうに、この時期ならありつけます。ぜひ、お試しあれ!
 
 
名称:寺本農園
場所:京都市山科区小野御所ノ内町
電話:075‐571-2194