左京区岡崎、丸太町通り沿いにある『岡崎神社』。この日はそろそろ夏越の祓・茅の輪が設置されてる頃かな、と偵察にやってきました。

延暦十三年(794年)桓武天皇が平安京遷都にあたり、王城守護のため平安京の四方に建立された社の1つで、都の東(卯の方位)にあたることから別名・東天王と称されている神社。

 

すでに茅の輪が鳥居に設置されていました。
 
毎年6月30日に執り行われる『夏越大祓式』。お正月から6月までの半年間の汚れを祓い清め、残り半年の無病息災を祈願する行事。そして、参拝客は8の字に茅の輪をくぐりながら厄除け祈願をしてから本殿へ。
 

本殿。
御祭神は、速素盞鳴尊、奇稲田姫命、三女五男八柱御子神。子授けや安産、縁結びの御利益があるとして信仰されています。

 

 

そして、通称『うさぎ神社』と呼ばれる所以となる、狛兎やうさぎみくじ御守など、境内にはうさぎであふれています。インスタ映えのする撮影スポットとしても有名な神社です。

 

じつは今回、もう一つの目的があってやってきました。境内の一番東奥に隠れたお社、鳥居があります。

 

そこに『雨社』と刻まれています。
 
雨社は岡崎神社の境内摂社にあたり、元々五山送り火でおなじみの大文字山(如意ヶ嶽)の石祠に鎮座していた龍神様で、全国的にも珍しいとか。

 

 

本殿には、大山祇命、句々廼馳命、国挟槌尊、豊宇気媛命、闇象女命の五柱を祀り、五穀豊穣を祈る雨乞いの神様とされています。そして、目の病気の平癒にも御利益があるとか。

 

そんな雨社にも狛兎が鎮座。うさぎは古来から繁栄の象徴とされ縁起物。

 

ちょうど全国的に入梅中で、日々蒸し暑い雨の降る日が続いていますが、植物や動物、農産物にとっては恵の雨であり、自分たちの生活にも直接かかわりのある社。梅雨があってこそ日々の営みが成り立っているという原点に立ち返り、お参りしたい神社ですね。
 
 
名称:岡崎神社
場所:京都市左京区岡崎東天王町51番地
電話番号:075-771-1963
関連サイト:http://www.okazakijinja.jp/