親戚のお墓参りのため、大阪天王寺へ。

 

天王寺も何気に広く、私が通ってた辻調はわりと南に、て辻調は天王寺駅から歩いて行くだけで、阿倍野なんですねw

 

あとで住所調べたら、お寺は天王寺でもなく日本橋の東あたり。難波寄りなのか。最寄りの駅から中途半端に遠い位置、とお墓のあるお寺の住職さんが話されていました(笑)

 

なんでも創建古く、安土桃山時代あたりと言われてましたかね。一般公開はしていないお寺ですが、かつて新選組の大坂旅宿跡だったそうで、新選組のお墓もあるとか。

 

境内の桜が満開でした。そして、不思議な景観ですが、お寺の向かいに高層タワーマンションが建っていて、上階億ションで全て完売してると住職さん(笑)

 

 

 

松尾芭蕉の句碑もありました。

 

詠んだ句は滋賀県彦根市の明照寺を訪れた時に詠んだ句らしいのですが。

 

このあたりもちょっと面白い地形で、小高い丘が突如あったり。

 

お墓は大阪にありますが、もともと故人は京都人で最近話題の静岡県知事川勝さんと同級生だったんよーと道々の会話で(笑)

 

川勝さんはうちの息子のOBでもありますがw

 

ま、皆が皆というわけではなく、へんこの京都人はわりと高確率でいるとは思います。身内にもどっさりいました(笑)

 

帰りに、今まで地名としては知っていても、お寺参りをしたことなかった四天王寺へ。

 

 

聖徳太子が建立した、日本仏法最初の官寺。宗派のこだわらない和宗総本山。

 

けっこう境内広めで、ぐるっと1周しましたが、それでも回り切れていないところもあったり。広さ的には東寺くらいあったような印象でした。

 

何度も焼失したため、現在の建物は近年に再建された建物で、鉄骨でしたね。

 

外国人観光客に人気のようで、多くの方が参拝されていました。

 

 

五重塔、上まで螺旋階段で上がれるようになってましたが、最上階は外に開放されておらず、足腰の筋トレのために上ったような(笑)

 

もうすぐ花まつりということで、甘茶を振舞われていました。

 

境内にも桜の木が多く配置され、シートを敷いてお花見する人もいたり。丸池周囲にも。

 

カメスキーの聖地か?てぐらい、甲羅干ししてました(笑)
 

なんか日本三舞台というカテゴリーがあるらしく、その一つに数えられる重要文化財指定の石舞台。古い時代だと木造ではなく石造なんですね舞台も。

 

十三詣り、京都嵐山の法輪寺だけかと思っていたら、ここでもやってるそうです。そして、茅の輪ならぬ知恵の輪も登場。

 

一応、蘇民将来~と唱えながら八の字に回っておきました。茅の輪くぐりスタイルでw

 

この石囲の下に亀の井があり、撮影禁止。ここが水塔婆みたいになっていました。

 

その亀の井と同じ水を使う水かけ不動さん。で、供花って地域性あるなあと。山でよく落葉で見かける杉の葉みたいなやつ、大阪ではこれが一般的なのかーと。お墓でもこれ大半だったんですが。ちなみに、京都で緑は樒が一般的ですけどね。

 

そういえば、野沢菜漬、野沢菜の来歴について調べているときに、種が天王寺由来だったという話を思い出しました。石碑あり。

 

官寺ということで、石造の鳥居があり、古いもので重要文化財指定。

 

普段京都のお寺ばかりお参りしていることもあり、いろいろ地域性の違いが興味深かったですね。

 

帰りに御朱印いただこうと納経所行きましたが大行列であきらめました(泣)

 

 

このあと、ランチへ