そろそろ桜の開花シーズンかと、京都市内の中心エリア、洛中の桜名所の開花具合をパトロール。3月24日時点の様子。

 

京都御苑

上京区、地下鉄今出川駅から徒歩10分ほどの場所にある『京都御苑』。四季折々で季節の花を楽しめる、市民憩いの場所。その敷地内には数々の桜が配置されていますが、中でも銘木なのが近衛邸跡にある枝垂桜。大木が約30本植わり、御苑で一番早く咲き始める桜で、その開花シーズンも長く、約1ヶ月ほど楽しめます。この日はあいにくの雨模様ながら、多くの観桜客が集い、キッチンカーも登場。開花具合としては五分咲きぐらい。今週中は楽しめそうな様子でした。

名称:近衞邸跡の枝垂桜
場所:京都市上京区京都御苑
 

 
京都府庁

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地下鉄丸太町駅から西へスグの場所にある『京都府庁』。その中の旧本館は、明治37年(1904年)竣工の歴史的建造物で、創建時の姿を今にとどめる日本最古の官公庁建物。その古き良き佇まいの建物に囲まれた祇園しだれ桜。一般の人ももちろん自由に入館可能で、休日であれば静かに桜を鑑賞できます。窓枠越しに見る桜も、京都府庁ならではな風景。そして、桜の進行具合はまだ開花し始めの様子。それに合わせ、3月23日~4月7日まで『観桜際』開催中で、イベントも目白押し。

 

名称:京都府庁(旧本館)
場所:京都市上京区藪之内町1
電話番号:075-414-5435
公式サイト:http://www.pref.kyoto.jp/qhonkan/

 

 

六角堂

中京区、地下鉄烏丸御池駅からもスグ。烏丸六角通にある通称『六角堂』で知られる『紫雲山頂法寺(しうんざんちょうほうじ)』。天台宗寺院で西国三十三所霊場の第18番札所。聖徳太子創建の古い歴史をもつお寺で、六角形のお堂に如意輪観音を安置したのが始まり。さらに、いけばなの家元、華道池坊の発祥の地。都会に咲くオアシス的桜の名所として知られ、境内には枝垂桜を中心に配置。こちらもまだ3分咲き程度で、今週末にかけて開花が進みそう。

名称:頂法寺(六角堂)
場所:京都市中京区六角通東洞院西入堂之前町248
電話:075-221-2686
公式サイト:https://www.ikenobo.jp/rokkakudo/index.html