左京区、下鴨本通りと北大路通りの交差点の西南側。ここに、創業年数こそ不明ですが、地元民の間では昔からあるお店として認知しているカフェ?バー??『バールカフェジーニョ(Bar Cafezinho)』。

 

以前から、ブラジルコーヒー推しのこだわり派のお店なんだろうな、と認識していましたが、ブラジル国旗の圧と、一見にはなかなか入店しづらい雰囲気もあり、気になりつつスルーしていました。
 
ですが、この日は朝活の途中、さくっと軽めな朝食が食べられるお店を探していて、以前からモーニング安いなあ~と思いつつも、値上げラッシュの昨今でさすがに300円設定のモーニングは不安しかないやろーと半笑い、怖いもの見たさに入店してみることに(笑)
 
お店は年配のご主人一人で切り盛りされていて、お客は同じ年齢層のご常連ばかり。店内はカウンター席とテーブル席1つあり、こじんまりとした雰囲気。
 
あまり見慣れない客の来店に、ご主人も親切にいろいろとメニューについて説明。ですが、一番気になる「ホントにモーニングって300円なんですか?」と単刀直入に聞くと、もちろん、とのこと。
 
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モーニングはコーヒー、ゆで卵、さらにトーストはバター、ジャム、チーズの3種類からチョイスできます。ランチもちょっと気になるブラジル料理ぞろい。しかもランチも破格。

 

コーヒーもブラジルコーヒーを中心にどれも1杯200円の、学食なのか?ここは、という驚愕設定(笑)

 

カフェバーなので、お酒もありさらにアテ的フードもあるのですが、それもびっくり価格。
 
で、どーゆーことなん?と思いご主人に聞くと、なんでも売り上げがなくとも暮らしていける、趣味のように営業されてるお店みたいで、私の理想的ライフスタイルのご主人だな、と。ひとまず安心しました(笑)
 
ご主人はかつて世界中を旅行された中で、ブラジルが特に気に入り、ブラジルコーヒーやブラジル料理を提供するお店を営業されているんだとか。

 

ブラジル料理もあるということか、卓上調味料もちょっとそれっぽいものもあったり。

 

で、今回注文したモーニングはチーズトーストで。

 

コーヒーはブラジルコーヒーのブレンドみたいでした。深煎りぎみのコーヒーだけ飲みに来てもいい美味しさでした。

 

チーズトースト。乗ってるチーズも300円モーニングとは思えない、いいやつでした(笑)

 

ゆで卵もまだ温かく、もしかしたら温浴待機のゆで卵なのかな、と。
 
朝はご常連さんの憩いの場のようで、皆それぞれ自身の興味のある話題をご主人に投げかけ、ご主人はそれを聖徳太子のように穏やかに聞き分け対応されていました(笑)私には、昔の京都の話やら地元ネタを教えてくれ、また面白い話聞きにランチでも行こうかな、と思えるような。一度入店してしまえば居心地のいいお店というか。穴場中の穴場でした(爆)
 
 
名称:バールカフェジーニョ(Bar Cafezinho)
場所:京都市左京区下鴨西本町37
電話:075‐712‐5477
営業時間:8:30~18:00
定休日:水曜日