こちらのお店はオフィス街にも近く、近くで働く方も利用されることからか、ちょっとお得な日替わりメニューがあります。
お店は京町家仕様の造りになっていて、わりと大箱店。2階に案内され、趣の違う客室がいくつかあり、そのうちのテーブル席へ。
メニューは日替わり膳をはじめ、平日限定でドリンク付きなど、立地に合った内容になっています。
今回は比較的リーズナブルな日替わり膳1570円を注文。
お膳には、半量ざるそば、半量かき揚げそば、小鉢は五目豆、本日のごはんは湯葉あんかけ丼、香の物は蕎麦麹漬けと昆布佃煮という内容。
この季節にお蕎麦屋さんに来ると、じつは温蕎麦を食べたいけど、蕎麦らしさを味わうなら冷蕎麦と思って温蕎麦をあきらめる、ということしばしばですが、これなら両方味わえて、ちょっとうれしかったり(笑)
蕎麦つゆにつけて。ツーンとよく効くいい山葵とバランスいい蕎麦つゆで、さらに蕎麦の風味が立ちます。
お茶碗一杯サイズの湯葉あんかけ丼も湯葉の風味が立つよう薄味に仕上げ、アクセントに蕎麦の実をあしらった蕎麦屋らしいミニ丼に。
最後に半量ざるそばでも蕎麦湯が付きます。トロリと濃厚な蕎麦湯で、滋養にも良さそうな濃さ。あと、店員さんのキメ細やかな接客が印象的でした。誰もが気持ちよく食事できるような配慮を随所で感じました。
そして余談ですが、トイレの手洗いシンクがお蕎麦屋さんらしく石造りで面白い趣向(笑)
ワールドワイドにSOBAは人気のようで、この時も外国人観光客らしき方も見かけ、安定の美味しさでメニューも豊富でサーヴィスも良し。押しも押されもせぬ蕎麦の名店ですね。
名称:蕎麦の実よしむら
場所:京都市下京区松屋町420
電話:075‐353-0114
営業時間:ランチ:11:00~16:00(14:30~は単品そばの限定メニュー)
スイーツカフェ:14:30~16:00(sonoqa そばの実スイーツ)
ディナー(そば居酒屋):17:00~21:00(L.O)(21:30閉店)
定休日:年中無休(大晦日ランチ:~15:30 ディナー:16:30~21:00、元旦12:00~ ディナー:~19:00(L.O)(19:30閉店))