チラ見せで、何やら東京へ行ってる風はなんとかくお察しだったかと思いますが(笑)
京都に戻ってきたので、やっとこボチボチとまとめてます。
昨年、いつも参加している結社の句会で、現在アメリカ在住の主催の先生が一時帰国され、対面句会に参加されるとの一報。
かれこれ句会に参加し始めてから3?4?年くらいは経ちますが、いつもzoom参加で先生や句会メンバーに直接お会いしたことがなかったので、これはいい機会かな?と。
11月にも日帰りで東京へは行きつつも、またも年明けから東京です(笑)
もしかしたら、今年は東京へ行く機会増えるかもしれません。
東京組の古い友人たちとも最近盛り上がったりしてて。
ま、そんなこんなで、句会当日。
今回は、ちゃんと早くから準備をし、新幹線チケットも楽々ゲット。
外国人観光客ファミリーが私の前を並んでいたわけですが、見慣れた京都市のごみ袋をフル活用してました(笑)
今回は事前からE席予約だったので、よく見えました。初富士。こりゃ今年は縁起がいいや!(江戸っ子調笑)
で、会場は本郷三丁目で前回も来た東京大学の最寄り。
句会メイトには11月は下見に来たのかと思った、と言われるほど、激近だったのにスルーしてました笑
多分、この時はセンター試験中だったのかもしれません。
時間があったら正門チェックしようかと思ってましたが、ギリギリ到着でしたw
東大の南側。ちょうどブロンズ像がありますが、これは春日局像。臨済宗妙心寺派・天澤院麟祥院。
そんな場所の、こちらが本堂になるんですかね。
めちゃデカい石灯篭。
傍らには、落椿ですかね。ピンク色の。
この日の参加者は句会初め、そして先生の対面参加もあり、いつもより多く20人ちょっと。
いつもは家からオンライン参加なので、ダラッとした格好でゆるゆるしてますが、
ちょっと緊張する雰囲気もあります。
ほとんどの方が東京、関東エリアからの参加で、レア組として京都、名古屋など。
先生は以前、NHK俳句の『俳句王国』という番組を担当されてた方で、当時まだ20代前半ながら番組司会をされる、というスゴイ経歴の方(笑)私も後々に知りました。
隅切角に三(すみきりかくにさん)という春日局と徳川の家紋の透かし彫りが並ぶ欄間。
で、今回は投句3句に全て少数ながら点が入り、幸先のいいスタートでした。
ついでなので、紹介します(笑)兼題『成人の日』で以下3句。
①余波続く成人の日のカップ麺
たまたま見ていたブログで、ちょうど能登の震災に遭われた方が、避難所から配信されていて、その様子を詠みました。今年成人式を迎えるはずだったお子さんと成人式の日に避難所でカップ麺を食べていて、それがずっと毎日続いている、と。本当なら家族そろって家でお寿司をとる計画をされてたそうですが、こんなことになり、それが叶わず。かといって、こうして生きてカップ麺を食べられているだけでもよかったと思いたい、と。陰ながら、今年成人の日を迎えらたお子さんを他人ながら応援するとともに、今後大いに幸あれ、と願って詠みました。
字余り恐怖症なので、『余震』にせず『余波』にしましたが、そこは伝わりやすい『余震』のほうがいいだろう、との先生談。わりと今年の課題は字余り恐怖症の克服かもしれません(笑)
②喰積や変わらぬことの確かむる
『喰積』はおせち料理のことで、新年の季語。毎年、同じ食材を買い、同じ工程を経て料理をし、家族そろって食べる、という代わり映えのしないものですが、今年は元旦から大地震があり、こうしてつつがなくお正月を迎えられたことが、もしかしたら一番幸せなことなのかもしれないな、と。そんなことを思って詠みました。おせちづくり自体が、変わらないことの確認作業というか。
③初春の大路高らかロバのパン
『初春』は新年の季語。お正月に暗いニュースが続いた中、たまたま通りからロバのパンの、あの懐かしのメロディーが流れてきて、なんとも突き抜けた明るい音色にちょっと癒されたというか、救われたというか。そんな様子を詠みました。『大路高らか』というフレーズが初春らしくていい、とお褒めもいただきました。
句会参加者には、こんな手帖が配布されました。お年賀代わりですかね笑
チェーン店ですが、自家製麺で美味しい焼きそばでした。
先生ともお話する機会があり、メンバーの方にもご挨拶ができて有意義に過ごしました。
その後、夜はまた別の集まりで会食することが決まっていて、その間に東京観光でも、と一部の共通メンバーと徒歩で行ける観光スポットとしてこちら『旧岩崎邸庭園』へ。
東京都台東区池之端にある都立庭園で、三菱財閥の創業者である岩崎弥太郎・長男、三菱第三代社長の久弥氏の本邸として1896年に建てられた洋館。
この庭園は、大名庭園の形式を一部踏襲し、近代庭園の初期の形を残し、他地下通路のある撞球室もあり、国の重要文化財に指定。かなり広大な敷地の庭園で、都内にこんな広々とした近代建築があるのも驚きというか。
さらに続きます~