タイ資本のホテルですが、ホテル名「ASAI」はタイ語で「地元の人と共に生きる」を意味し、旅行者と地元民が交流できる場所というコンセプト。
館内入ってすぐの場所にロビーがあり、その奥に広々としたレストラン&バースペースになっています。ロビーとレストランスペースは隔たりなく同化するような間取りになっていて、誰でも気兼ねなく入店できる雰囲気。
店内はタイの食材、日本の器やゴジラのポスターが飾られていたりカジュアルな様子ですが、ゆったりと過ごせるスペースで、ここが繁華街・四条烏丸界隈であることを忘れるような空間。
この時、店内には宿泊客と思われる外国人観光客が半数以上で、ここが京都であることを忘れるようなワールドワイド感あり。館内には世界各国の通貨両替機もあり、その客層も様々であることがわかります。
内装としてはバースペースの格子、これは清水寺舞台を模しているとか。他、障子をベースにしたものなど、和の雰囲気もミックスされています。
朝はモーニング、昼はランチがあり、以降通し営業で夜はディナーとバーが楽しめるそうです。
今回はランチということで、こちら。タイのストリートメニューをベースに、カレーやメイン料理を2品、さらにライス1品、サイドディッシュ1品、ピクルス2品をチョイスするシステム。さらに、月替わりの麺料理もあり、こちらも魅力的。ですが今回はいろいろなものを食べてみたいと思い、チョイスする方のランチ1320円に。
しばらくして自分がチョイスしたランチが登場。まずはメインにグリーンカレーチキン&タイクリスピーオムレツ、ライスはタイジャスミンライス、サイドディッシュにサラダ、ピクルスはサウザンスタイル&レッドシャロットに。
これをオムライスの上にかけていただきます。
グリーンカレー自体、わりとココナッツミルクが濃厚で、少量でもしっかりとしたコクと程よい辛味のある味わいですが、それをオムレツがまろやかに中和してくれ、なかなか合います(笑)オムレツの味付け、もしかしたら魚醤ベースなのか、それとの調和もとてもいいです。なんでも、こちらのコックの方は本場タイ人の方とか。
今回はランチ利用でしたが、カフェタイムのタイ風かき氷やディナーのアラカルト料理も気になるところ。利便性のいい場所にあり、しかもカジュアルながら落ち着いた雰囲気の中食事できるスペースで、お一人様でも快適に過ごせそう。
このホテルの開業に続き、9月にも同系列ホテルが京都駅近くにオープン予定とか。ご参考に。