またもやZoom句会。こちらはNHKじゃないほうです。
もうすっかり9月になってしまい、残暑まだまだ続きますが、それらしい季語になってます。
震災忌は関東大震災のあった日ということで、その時撮影されたモノクロの画像なども見ながら。
個人的には以前建築の展覧会に行った時、映像で観ましたね。人の多さに驚きました。多くの方が被災されたんですね。
あと、私のリクエストの季語・枝豆。
そんなこんなで、以下3句
①舞妓らの手のこと白き月見豆
以前、花街に精通した方にお連れいただき、舞芸妓さんとご一緒する機会があり、その中で上七軒のビアガーテンに行った時のこと。突き出しに枝豆とからし豆腐が出てきて、席についていると舞妓さんや芸妓さんがかわるがわる同席してくれて談笑する、というシステム。その手の白さと月見豆(枝豆)の色の対比を詠んでみました。敢えて月見豆にしたのも、ちょうど夜の雰囲気でしっくりくるかな、と。先生にも評価していただきました!
②背につたふ追憶地鳴る夜半の秋
震災忌がちょっと関西人の私にはなじみがなかったので、阪神淡路大震災で何か詠んでみようと。最近夜中に地震があり、ちょうど阪神淡路大震災も夜明け前にあまりの大きな揺れを体験し、その後数年はずっとトラウマになってました。それを、ちょうど思い出した、というそんな体験を。季語『夜半の秋』
③北野社の目にも酸つぱき土用干
もうすっかり暦の上では秋ですが(笑)
暑い盛りの句を作っておきたいな、と思い、こちらを。北野天満宮の季節の風物詩、大福梅の土用干。境内には所狭しと境内の梅園で収穫した塩漬け梅を土用干しされるわけですが、参拝してても目にその酸っぱさが感じされるような、そんな光景であることを俳句にしてみました。敢えて、『梅』を入れず、固有名詞『北野社』で梅を連想してもらおう、と。地元民ならわかる光景だと思いますが(笑)一人評価してくださいました。
次回またまた私のリクエストで晩秋の季語『新豆腐』。
俳句をやって、お豆腐に『新』があることを知りました(笑)最近、シン流行ですからね。シンウルトラマンとか(爆)またいろいろと思案してみたいと思います。