続きです。

 

さて、3日目からは瞑想の合間に

空と繋がった浩樹先生による「真我覚醒ヒーリング」。

 

この激しくて神がかったヒーリング、

日本で浩樹先生以外にできる人はいないのでは?

 

 

タイの僧院で特別に作られているという葉巻は

浩樹先生が瞑想前に必ず用いて神聖な煙を漂わせますが、

 

この煙を全身に吸い込むことによって

癒しが起こる、いえ、生まれ変わる

という格別なヒーリングです。

 

 

希望者数名づつで時間を分けて行われましたが、

私の回は5名で、

心強い男性サポーターの鶴原さん、酒井さん、

先生と皆んなのアシスタント的存在の千帆さんと共に、

車で30分くらいの川縁に行くことになりました。

 

なぜなら、

その儀式中に発せられる声がスゴイからです。

静寂の宿坊の中で大きな音も憚られますし、

その声が聞こえたら他の宿泊の方は恐々としてしまう。

 

受け手の魂の叫びと浩樹先生の神がかった声が

大音量で響くヒーリング。

 

何が起こるんだろう。

ワタシはどうなってしまうんだろう。

 

 

 

 

水の美しい川へ下り、

最初に20分ほどの瞑想をして、

私の順番は2番目です。

 

自分の皮が剥がれて丸見えになってしまうこの場を

サポートと参加者全員が見守る形。

 

「こんなに皆んなが見てる中でやるんだね」

と私がいうと、千帆さんが

 

誰かの痛みは皆んなの痛みだから」と。

 

じんわりと感動しました。

 

 

ヒーリング前に先生ご自身も調整。

 

 

さて、ヒーリングスタート。

先生と対面して何が問題かを確認してから、

(これが大切!癒やした後に向う先は?)

 

もう人間ではないように見える浩樹先生が

祈り?呪文?と共に煙をたくわえ、

両手で顔を覆われた中で吹きかけられるその煙を

鼻から全身に吸い込みます。

 

一瞬にして手足の先まで痺れて猛烈に咳き込みますが、

吹きかけられ吸い込むこと3回。

意識が遠のき、体の感覚もなくなって

サポートしてくれる仲間の手を借りて横になります。

 

私の前、一番手だったみゆきさんは

インナーチャイルドの癒しが必要だったようで、

まだ横になって魂の痛みの声を発していました。

 

観音マントラを伝授されている千帆さんが、

まさに手当をしながら優しく寄り添い、

第二のヒーリングをしている横へ私も移動しました。

 

 

暑い。

それが私の一番の感覚でした。

 

全身から汗が吹き出し、

いっそ全部脱いで川に飛び込みたいくらい。

横になって空を見上げていると、

新緑に縁取られた青い空に金粉がまぶされたように

世界がキラキラとして見えます。

 

次の方が運ばれて横になる場所を確保しなければ、と思い

フラフラしながら自力で他の岩へ移動。

 

 

後から振り返って言えることですが、

ここで気づいたのは

「私は委ねることが苦手なんだな」ということ。

 

自分で全部やる、という癖はまだ根強くて、

周りに頼ることが苦手なんですよね。

人を信頼してないわけじゃなく、

長女あるあるで、

なるべく人の手を煩わせないように生きる癖が

まだたくさんあったんだなぁと実感。

 

だから、自分を失うのが怖くて

煙を全部鼻から吸えなかったかもしれない。

 

だから、なんとか自力で動けるくらいの

軽めのヒーリング体験になってしまったかもしれない。

 

浩樹先生自身も命を削って満身創痍、

そして

本当は一度死ぬという経験になるこのヒーリング。

 

私には一度死ぬ覚悟ができてないんだ。

それを確認した真我覚醒ヒーリングでした。

 

 

2度目、3度目の皆さんの様子を見ていると、

我を失い、委ね、覚醒して生まれ変わっているよう。

 

もし私にも2度目があれば・・・・でも

しばらくはあの苦しさは味わいたくないかな笑い泣き

 

 

 

翌日4日目の5月5日、

深夜の3時間瞑想と朝のYouTube配信の後、

 

真言密教の尊い儀式、仏様と仏縁を結ぶことのできる

「結縁灌頂」に参加させていただきました。

 

 

胎蔵大日如来さまと仏縁を結ぶ儀式で、

こちらもある意味、

仏様と歩む新たな人生へと生まれ変わる儀式です。

 

春と秋の2回、

高野山の壇上伽藍「金堂」にて開壇されています。

 

 

 

 

空海さんも受けたこの儀式、

マントラを唱えながら僧侶に導かれて進み、

最後は金剛杵を手に持たされて式を終えます。

 

その間のミステリアスな体験はぜひご自身で!

 

結縁灌頂は春と秋の2回あります。

 

 

 

 

そして4日目の午後、

待ちに待った「羽釜ご飯パーティ」!

 

車で1時間、九度山にあるキャンプ場で

浩樹先生お得意の羽釜で炊いたご飯に

北九州からご参加の鶴原さんからの特上明太子、

キャンプ場オーナーのシェフによる極上バーベキューとカレー。

 

 

 

羽釜で炊く美味しさもありますが、

何せお米そのものを食すのも久しぶり!

ああ、ご飯ってなんておいしくてありがたいんだろう。

 

みんなで「おいしいねー」と言いながら食べることが

なんて幸せなことなんだろう。

 

 

 

 

この日はよく晴れて暑いくらいだったので

私も川で皆んなと共に水遊び。

 

 
自然の中で、よく笑い、
大いに遊ぶ大きな子どもたち😄
 

 

 

 

そしてなんと、この日の夜は瞑想なし!

お腹いっぱいで皆さん瞑想どころではないでしょう、

という先生の配慮と、

先生の髪カットタイムという

先生ご自身の癒しの時間割となったのでした。

 

この日を振り返ると、

全てがアトラクションだった宝物の一日。

 

そして夜10時に就寝って久しぶりで嬉しい。

修学旅行みたいに部屋のみんなと語らいながら、

いつの間にか寝落ちした4日目の夜でした。

 

 

美しい写真は大阪のいくこさん撮影のもの、

他、アルバムからも使わせていただきました!

 

 

今回はここまで。

お読みいただきありがとうございました。

続きとまとめはその参で。