遠かった夢舞台 | 大豆戸FC U12&U11活動ブログ

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yahoo!ブログより
2019年5月1日よりこちらに移行します。


先日、フロンターレさんの優勝で幕を閉じた
俺たちの全日本u12サッカー大会神奈川県予選。


切磋琢磨してきた仲間たちが上位に顔を並べる、彼らと戦ってきた時間は本当に我々の財産であり、彼らのうちのどこかと対戦するのはわかっていたこと。



あと3つ。

全日本u12サッカー大会神奈川県大会の
準々決勝。


準々決勝

2-9 FCパーシモン 
得点)中山、小吹









その盟友たちの中で準々決勝で当たったのは

チャンピオンシップ、招待杯、フットサルと
何度も対戦しているパーシモンさんとのゲームでしたが


久々のサッカー対決は、開始45秒の失点で幕開け。
用意してきたビルドアップとは違う形の始まり、結果的にGKから相手選手へのパスになってしまい


そこからの混戦から力強く中央を突破されて、決められる。

相手に勢いを与えてしまいました。


3回戦同様、早すぎる失点のため逆に開き直って前に進める展開ではありましたが

6分ボールを失い、サイド、中央と動かされて失点。
この日のゲームは、いわゆる切り替え(攻撃→守備)局面での相手の早さに圧倒される。

保持してる我々の関わりも2人までのため
失うとすぐにプレッシャーがかけられず、すぐに
不利な状態を招く。

戦略として、長いボールをもう少し序盤は
使ってもよかったのかもしれませんが、私としては
十分保持でできるとふんでいましたが、予測が甘かった。

相手ボール時にボール注視してしまい、相手がどこを狙っているか、チャンスを狙っている相手が誰なのか、を見つけることができないのは残念ながら継続的な課題。

飛び出してくる相手を捕まえきれない。

9分

ボールを失う、センターバックでる、GKでる、と
大事な場所を後手後手となることで結果的に空けてしまう、、、

12分

中央、外へと展開。
空いた中へ鋭いクロス、を合わされて失点。

クロスの質、現れる。素晴らしいゴールでした。
逆にこちらは相手の狙いを予測できない。

14分

縦パスをカットされるとそのまま
ワンツーからドリブル、中で合わされて失点


簡単に個人で失う、カウンター。
フットサルのような電光石火の失点が続く


残念ながらゲームは終わってしまった。




我々の特長である、まず前を選ぶスタイルが
非常にネガティブに働いてしまった。


奪ってから縦に速いパーシモンさんとの噛み合わせ、
それを加味した上で戦略を練るべきでした。



ハーフタイムはお葬式。
こういう時こそ、対話が欲しい。

前半で0-6は、ショックかもしれないが
今やるべきことをやる、に尽きる。

後半早々にも失点。
なんてことはないクロスボール、バウンドさせると相手に当たれない。

どうしたのだ?






その後


ハルの素晴らしい縦の突破から
しっかりゴールまで決める(初めてだった)


コウセイの得意の奪取からのゴールで
2-8と追撃

何点取られようがゴールを奪いにいくのが
我々のスタイル

途中から入った選手も迷いなく、プレーしていたのが本当に頼もしかった。

GKケイジュは期するものがあったのだろう。
得点にいけないポジション、失点を重ねながらも
コーナーへ飛び出すなどこれまでになかったようなプレーがこのゲームで見れたことは大きな収穫。


結局は、スタンス次第なのだ。




こういったゲームの入り方、失点しまったときの立ち振る舞いなど

大舞台でまだまだ未熟な部分が露出してしまったんけだが、その不安はなかったわけではない。


まだまだ多くが個人、ボールと自分だけのレベルであること。


追い込まれた状態でいかに個人、仲間で乗り越えていくか、などまだまだ彼らには課題が多い。


こういった舞台に立ち、改めて自分たちの弱さを否が応でも直視せざるを得ない状況になったことはチャンスでしかない


初めて負けて泣いてる姿をみる選手もいれば、まだ他人事のような選手もいた


それぞれであって良い


けれど、何も出来なかった自分ごとに
受け止める選手がいればいるほど、チームはもっと強くなるし、個人はより上を目指すことができる。





敗戦から4日後のトレーニング。
今までにない空気でのトレーニングになりました。





このトーナメントは、惨敗となったが

1つのトーナメントの結果に左右されることなく、ここまで積み重ねてきたことを大切にしていきたい。

彼ら自身が掴んだ、フジパンカップ関東少年サッカー大会。

このままなら当然良い成果はでないと負けて、やられたからこそ感じることができた。

最高じゃないですか。


まだまだ彼らのチャレンジは続く。
そして、まだ始まったばかり。