太宰治の原作
『ヴィヨンの妻』を映画化
したものを観ました
最初に言っておくと
ワタクシ太宰治作品ほとんど
読んだことない
太宰ファンの皆さま
すみません
人間失格と言っていただいても
かまいません(笑)
そんな感じなので
温かい目で
読んでいただけると
幸いです〜
あらすじ
人気作家として
世間から注目されるものの
生きることに苦しんでいる大谷。
そんな彼は
酒や女に溺れます。
大谷の妻である佐知。
彼女は、
幼子を抱えながら
夫が酒代を踏み倒し
金を持ち逃げした
小料理屋で
働くのでした。
佐知は
小料理屋の人気者に
なります。
サチに想いを寄せる
青年も現れます。
相変わらず
怠惰な生活を送る大谷を
愛し続ける佐知。
そんな中
大谷が愛人と
心中未遂を起こし---。
佐知：松たか子
大谷：浅野忠信
岡田(佐知に想いを寄せる青年)
妻夫木聡
秋子(大谷の愛人)
広末涼子
感想
あーーー
イライラしたーーー
誰にってそりゃ
佐知さんの旦那の大谷にねぇ。。
しっかりしてくださいよ、もぅ。
メジャーリーガーの
大谷さんと
えらい違いだわ(笑)
どうにも大谷が女々しい
ゴールデンボンバーの
「女々しくて」が
流れてきちゃいましたよ(笑)
でも、映画自体は
とてもいい映画だと思います
その時代の雰囲気が
たっぷりであります。
佐知役の松たか子さんが
とっても色っぽい
松さんてこんなに
色気があって
素敵な女優さんだったんだと
歌もうまくて
演技もうまくて
綺麗で…素敵すぎる
大谷だけでなく
酒場の常連の青年
元々佐知が想っていた男にも
佐知は想いを寄せられます
こんな可愛くて頑張ってて
笑顔が素敵で…
そりゃあ惚れてしまいますなぁ
大谷の愛人と佐知が
すれ違うシーンが
あるのですが
なかなか緊迫感ありました
なんであのような男の為に…。。
まぁ危うげな男が
人気あることもありますか？
うーーむむ…分からん
と、ここまで散々大谷が
女々しいだの怒ってきましたが、
ワタシは大谷を演じる
浅野忠信さんが大好き(笑)
浅野さん目当てに
観たと言っても過言ではない
そんなミーハー女です
こんなにイラつかせるほど
浅野さんはハマってました
グデグデのグダグダ役が
ぴったり！
だからこんなにイラついても
またこの映画観るんだろうな、
いや、映画的には
とってもいい映画ですよ！
浅野忠信さんのこと
太宰治さんについては
何も書けなそうなので
浅野忠信さんについて
浅野さんの映画を
初めてみたのは中学生頃。
大島渚監督の
『御法度』に出ていたのでした
母に連れて行ってもらった映画
松田龍平さんに迫りまくる役(笑)
「あの髭の人(浅野さん)
カッコいい！」と母に言うと
「あの役でカッコいいと思ったの!?
なんで
？」
と心底不思議がっていました
勿論パンフも購入！
ワダエミさんの衣装が素敵…
高校生の頃は
レンタルビデオで
浅野忠信過去作品を見まくりました
特に好きだったのは
『ユメノ銀河』
こちら夢野久作の
「少女地獄・殺人リレー」を
映画化したもの。
題名が随分変わったのね(笑)
友人を殺したかもしれない
バスの運転手と
翻弄される女車掌の話。
浅野さんがバスの運転手
怪しげな役が似合いすぎる…
モノクロで雰囲気がある映画
あとは『珈琲時光』
小津安二郎生誕100年を
記念した作品。
東京を舞台に
淡々とした日常を描いた作品。
主人公に想いを寄せる
古本屋店主。
温かな人柄が
素敵だった1本。
その他にも
『アカルイミライ』
『座頭市』
『PicNic』
この辺りも好きです
(黒沢清、北野武、岩井俊二の
監督作だから
好きというのもあるんですが…)
学生時代は
ほとんど観ていた浅野さん作品。
最近はあまり観られていません
書いていたらまた
観たくなってきました〜
最後までお読みいただき
ありがとうございました
