今週金曜日は
日本アカデミー賞の授賞式が
ありますね
以前から
授賞式をTVで見るのが
好きです
受賞自体はね
誰が賞をとったっていいんです。
ただ
「この映画観たな~」
とか思ったり
受賞の予想をして
「違った…そっちか!」と
ぼーーーっと眺めているのが
好きなんです
(お酒でも飲みながら)
で、昨年の最優秀女優賞は
岸井ゆきのさんだったわけで…
『ケイコ 目を澄ませて』
この映画での演技が
評価されての受賞。
まだ観てなかった!!
日本アカデミー賞前に
見なければという
謎の使命感に駆られて?
観てみることにしました(笑)
↓予告編
内容は…
嘘がつけず愛想笑いが嫌いなケイコ。
生まれつき聴覚障害があり
両耳が聞こえません。
彼女は
下町にある
小さなボクシングジムで
日々鍛錬を続け
プロボクサーとして
リングに立つ日々。
母からは
「いつまでボクシングを
続けるの?」と心配され
言葉にできない思いが
ケイコに溜まっていきます。
「一度、お休みしたいです」
そんな手紙を書いたケイコでしたが
自分の指導に熱心な会長へ
その手紙を渡せずにいました。
そんな中
ジムが閉鎖されることに。
また
会長が病気で倒れてしまい
ケイコの気持ちは
少しずつ動き出しますーー。
感想は…
岸井ゆきのさんの演技
ホント素敵でした
最後の方は
静かに涙していました
派手な映画じゃなくて
とっても静かな映画です
ミット打ちの音や
生活音がこの映画の音楽となり
無駄な効果音や音楽が
流れないので
その分
岸井さんの表情が際立ち
ケイコという人物に
感情移入していきました。
また
エンドロールも音楽なし。
これも良かったです!
たまに
映画に合わないかな?
っていう
流行りの音楽がついていると
最後の最後で醒めちゃったり…
ってこともあるので
余韻が味わえて好きでした
会長を演じた
三浦友和さんと岸井さんのシーン
特に最後の方は泣けました
ケイコは
ジムに初めて自分の居場所を
感じたんじゃないかな…とか。
自分を認めてくれた場所が
なくなることに
悔しさや悲しみを感じていて
その何とも言えない感情を
岸井さんが繊細に
演じており
心打たれるものがありました
悪い人も出てこず
世の中捨てたもんじゃないなって
思える
そして岸井さんが良かった
そんな映画でした
監督は…
『ケイコ 目を澄ませて』の
監督は三宅唱さん。
最近だと
『夜明けのすべて』を
監督された方です。
https://yoakenosubete-movie.asmik-ace.co.jp/
これ気になってたけど
うっかり風邪をひいてしまったせいで
いつの間に夜のみ上映に
なってしまって…
病み上がりだし断念した映画
いつか絶対見るんだから~
他に監督作で
観た作品あったけ?って調べたら
初期の作品を観ていました
それがなかなか良くて
『Play back』(2012年公開)
出演は
村上淳、渋川清彦、三浦誠己
(写真お借りしました)
し、、渋かっこいい〜
この3人が出て
しかもモノクロ…
観ないわけにはいかなかった(笑)
渋谷のオーディトリウム渋谷っていう
こじんまりしたミニシアターまで
観に行ったのもいい思い出
ところで渋川清彦さんは
KEEとして活動してたけど
いつの間にかこの名に
なってたな…
『Play back』は
40歳を目前に
人生の分岐点に立たされた男が
主人公です。
映画館で観てから
一度も観てないから
この歳で観たら
また違う感想を持つだろうな。。
でもDVD見つからず
レンタルも見当たらず
配信も見当たらず…
もう1度観たいのにぃぃ
いつか巡り会いたい
『Play back』
雰囲気のよい素敵な映画でした
最後までお読みいただき
ありがとうございました
今回もアマプラで鑑賞