来月はアカデミー賞発表ですね
なんだか〇〇賞受賞とか
聞くと作品が気になる
ミーハーな私であります
この作品もその一つでした。
『ミナリ』
(2021年日本公開)
ユン・ヨジョンさんが
韓国史上初、アジア人としては
63年ぶり2人目となる
助演女優賞を受賞された作品です
気になっていたけれど観ていなかった作品。
アマプラで観てみました
内容は…
1980年代、
農業で成功することを夢見る
韓国系移民のジェイコブ。
彼とその家族は
アメリカはアーカンソー州の高原に
引っ越してきました。
荒れた土地と
ボロボロのトレーラーハウスを見て
不安げな妻のモニカ。
彼女は
いつまでも心は少年の夫に
危険な匂いを感じます。
しっかりものの長女アンと
好奇心旺盛な弟のデビッドは
新しい土地に希望を見つけていきます。
見知らぬ土地で
子育てや生活に不安を感じたモニカは
毒舌で破天荒な母を呼び寄せます。
農業は最初こそ上手くいくような
兆しが見えたものの
水が干上がり
作物は売れずジェイコブは
追い詰められます。
そして思いもよらない
出来事が一家を襲うのですがーー。
感想は…
地味な作品で
めっちゃ面白い!!ってわけじゃないけど
でも飽きずにずっと見られて
どちらかというと癒し系?な
映画でした……
感想がまとまってない
赤字にするほどじゃない
タイトルの「ミナリ」は
韓国語で香味野菜の
セリ(芹)だそうです
たくましく地に根を張り
2度目の旬が最も美味しいことから
子供世代の幸せのために
親の世代が懸命に生きる
という意味が込められているそうな。
ジェイコブは自分の夢を追いかけ
子どもに「かっこいい姿を見せたい!」
って思いはいいんだけど…
妻モニカの不安はとっても
よくわかります。
長男のデビッドは体が弱くて
新居は病院まで遠い…
そりゃモニカが不満を爆発させる
気持ちもわかりますよ。。
でも夫婦喧嘩を子どもが
沢山みるってのも心が痛みます。
幼少期の心の傷は根深いかと。
長男デビッド役の子役が
とってもいい感じで
可愛いかったです
個人的に気になったのは
長女のアンについて。
この子は優等生で
しっかり弟の面倒もみて
家のこともちゃんと手伝って
お母さんが落ち込んでいたら
心配までするんですが…
(なんていい子なんじゃ)
こんなにいい子だと
いつか爆発しちゃわない??って
いい子で手のかからない子だからこそ
ちょっと目を向けてあげるべきなんじゃ
とか思ってしまいました
注目は…
やっぱりこの映画の注目は
アカデミー賞助演女優賞を受賞された
ユン・ヨジョンさん
韓国では有名な伝説的俳優さん
だそうです。
破天荒なおばあちゃんの役を
演じています。
孫のデビッドに
「おばあちゃんらしくない!」と
言われて
おばあちゃんらしさを聞くと
「クッキー作って 悪口言わない
男の人のパンツをはかない!」と
言われてしまいます(笑)
でもぜーんぜん気にしない
私だったら孫にこんな言われたら
ショックで気にしちゃう…
デビッドに悪さをされても
「このクソガキ!」と追いかけまわします
このおばあちゃんの前向きな姿に
心を動かされました。
何事も楽しむ姿というか
そういった姿がカッコよかったです
(最後の方、あることが起きて
さすがのおばあちゃんも落ち込むのですが
デビッドが歩み寄ります、
このシーンにグッときました)
デビッドとおばあちゃまが
少しずつ心を通わせていく姿
とっても良かったです
こうして色々言い合って
家族になっていくのかも
しれません。
(言い合って壊れてしまうことも
あるかもしれません)
なんだかよくわからない感想に
なったかもいつも?笑
でもいい気分になった映画では
ありました
最後までお読みいただき
ありがとうございました