なんだかわからないふとしたときに、メールをくれる人がいる。
大学生のころにわたしはなぜだか某大学の軟式野球サークルに入っていて

昨日飲んだのはその同期。
ちなみにごしはわたしたちが1回生だったころに3回生で
なので、わたしほどは親しくないけれど、もちろん彼のことは知っている次第です。まあわたしが野球サークルに入ったことはこの人生においていまだに七不思議のひとつやと思ってる。
で、最初多かった同期は最終的には7人ぐらいまでになって、
いろいろあったしわたしは離れていたけれど、卒業してからも、就職してからも、
彼とだけはつながっていた。
どちらかといえば、卒業してからのほうがつながっていたのかもしれない。
わたしたちにとってくるりと村上春樹は特別で、
もちろん、そのほかの共有した音楽も特別で、
いい音楽に出会うたびに共有して、そして、なぜだかどちらもいいと思うものが似ていて
音楽で似通った趣味の人をこの人以外に知らない、

二年だか三年だかぶりに会ったのに
ふるまいかたも変わってなくて

でも
いいことも悪いこともたくさん経験してきて、
すずしいかおの裏側にどれだけの苦悩があるのかわからない世界で生きている彼を見て
なにも変わらない自分をすこしだけ恥ずかしく思った。

とはいえビールはおいしいわけで・・
なんぼほど飲んだかわからんけど。
二件目、となったときに、
懐かしい音楽を聴こうと
鴨川へ。
途中のコンビニでビール買ってとお願いしたら
まだ飲む!?と言われましたけど。
ええ。

夜の鴨川に降りるのもどんだけぶり、
そして
夜の鴨川に座るのもどんだけぶりだかわからんぐらいで
しかもビールもって、おつまみもって。
わりとダサいことしてんなあと笑いながら、でも、
鴨川はそうさせるなにかがあるよなと。

おもむろに出して聴かせてくれたのは
代々木かどっかで以前あったクラムボンの茜色の夕日。
聴かせたいと思っていた。と言ってくれていたこのカバー曲。

「フジファブリックを教えてくれたのもおまえだったよ」
と、iphoneの音楽リストを見せてくれたら
みごとにわたしがおすすめしたアーティスト、そしてわたしもだいすきなアーティストだらけで
くるりのワンダーフォーゲルを聴き
はっぴいえんどの風をあつめてを聴き
エレカシの翳りゆく部屋を聴き
サニーデイサービスの真っ赤な太陽を聴き
真心ブラザーズと
ウルフルズと
ハンバートハンバートと
フジファブリックと
それからそれから・・
こんなにすきな音楽がいっしょな人を知らない。

きっと、音楽はいつのときも密接にあって、
好きな服装は変わるかもしれないけど、基本的に好きな音楽は変わらないと思っている。
でもわたしは、
鴨川でこうして、誰かとすきな音楽を一緒に聴いたことは今までなかった。
くるりを聴いたことがなかった。
きっと
最初で最後なんだろうと思いながら飲んだビールは18歳のときには感じられなかった苦みなんだろう。
「これ、聴くと東京に住んでるのに、東京じゃなくていつも京都のこと思い出す。
置き換えてる」
と、全く同じことを考えていたから
笑ってしまった。
感情が入りすぎるから、なかなか聴けなくなってしまったくるり。
久しぶりに聴いたらやっぱりよすぎて、うん。
またいつか一緒に聴けたらいいなと思う。
きっと、またあまり変わらないラインナップなんだろう。
そうだといいなと思いながら。