8月も終わりが近づいてきた頃、遅めの夏休みをとって、嫁様の計画に従い伊豆へプチ旅行…これまでよく行っていた東伊豆ではないところ中心。

 

嫁様の関心は専ら温泉が楽しめる良い宿なので、私が行きたいところは全く無視…まあ、いつものことですが(笑)。

 

パノラマパーク…富士山は雲の中(涙)

 

西伊豆の土肥の宿に泊まった際は、これ幸いと、近くの海岸へ。

伊豆の海岸は、メノウ(アゲート)や碧玉(ジャスパー)を含む玉髄(カルセドニー)が多いことで知られており、この土肥の海岸では特にレッドジャスパーがよく見られるとの話だったので。

ちなみに、カルセドニーグループのお話は、過去記事(→コチラ)で少し解説してますのでご参照下さい。

 

草をかき分け降り立つと、潮が結構迫ってました。

おかげで石遊びができる場所は少ない感じ…ま、時間もそんなにないのでちょうど良いんですけどね。

 

個人的に駿河湾のイメージが強いカズラガイなど大きめの貝たちが出迎えてくれました。

 

 

 

 

 

すぐ目に行くのはやっぱり白っぽい石で、驚いたことに石英ではなく玉髄(カルセドニー)が結構ゴロゴロ…しかも大きめ。

でも、イマイチきれいでないのが残念…メノウでもないし。

 

 

白くない石は安山岩。

沸石の名残も見られました。

 

 

 

緑泥石もポツポツと。

 

 

白い帯は石英。

 

 

これだと面白くないのですが、塊になると、小さな穴をのぞき込む楽しみができます…ほぼ確実に小さな水晶の宇宙が広がってますので。

 

 

 

さて、玉髄(カルセドニー)探しの話に戻りましょう。

 

こういうモコモコを見ると、メノウかなと思ってしまうのですが大抵結晶が粗くがっかり。

 

 

一方、こうやって縞模様が出ていればメノウ確定。

 

 

メノウといえば、福岡にいたときに赤メノウ遊びを楽しみました(→記事はコレコレ)。そのとき、赤メノウ自体も面白かったのですが、白いやつでも幾何学的なものがあったりして良かったな~。

 

ここで見たメノウ的なやつはこんな感じです。

 

 

 

 

ここのおススメであるはずのレッドジャスパーは多くありませんでした。

 

この茶色っぽいやつは、ジャスパーかもしれないけどレッドというには茶色すぎ(笑)。

 

 

こうやって部分的にレッドになっているのは面白いです…ちなみに赤色は鉄分のせい。

 

 

この石の穴も微小水晶でぎっしり。

 

 

赤い石ころがほとんどない一方で、まだ丸くなっていないものを2つ発見。

いずれも30cm程度の大きなものでした。

この色合こそ、レッドジャスパー!

 

 

 

死サンゴの欠片…太平洋の香りを感じますね。これを撮って宿へ戻りました。