ちょっと引っかかった点について書いてみます。
10月終わり〜11月頭に、いくつかの入塾テストを受けたことは以前に書きました。
そのテスト結果を受けて、学習相談という名の面談をしました。学習相談をしたのは、日能研、グノーブル、早稲田アカデミーです。グノーブルは対面ではなく電話でしたが。
日能研については、以前に少し書きましたね。↑
グノーブルは電話だったこともあり、今回のテストでの間違い箇所のことや、これからの学習についてのアドバイスのみ、さらりとしていただいた感じです。
日能研と早稲田アカデミーは、対面ということもあり、テスト結果や答案を見ながらコメントやアドバイスをいただいたり、体験授業の様子、入塾についてのことや受験についてのことなど、多岐にわたってお話ししていただきました。
日能研でも早稲田アカデミーでも、面談の最後の方に軽く「もう志望校とかは決めていらっしゃいますか?」と聞かれたので、本人は別学中堅校のα中学校を目指している、親はまだ定まっていないと伝えました。
その反応として「絶対とは言い切れないが」との前置きがありつつも、異口同音に「今の状況からいけばα中学校なら受かると思いますよ」と言われました。
はて?そんなもんなんですか?
いや、今のまま、勉強しなくても受かるという話ではないことは分かっています。
塾の先生は新4年生前の段階で、ある程度この辺まではいける、という見当がつくものなのでしょうか?
まめっこ母は、10年程とある専門学校で講師の仕事をしていました。そこに来るのは10代後半〜20代前半の子がほとんどです。
全然ダメだな、って子は、残念ながらすぐに分かります。逆に、突き抜けてるな、って子も、すぐに分かります。ただ、ある程度の子…ボリュームゾーンの子は、正直どこまで伸びるか分かりませんでした。
ただその専門学校の場合、とりあえず1〜2年くらいである程度の道筋をつけてあげられれば、そこから先は本人次第という感じでした。
大体の子は、本人のやる気次第である程度は伸びます。ただ、伸びるのにどれだけ時間が掛かるか、という点が一番の問題です。初めから出来る子、要領の良い子はさっさと抜けていきます。残った子たちは、自分たちなりのペースで少しずつ伸びていきます。
じゃあ、下がる方はどうかと言えば、下がるのはいくらでも下がります。本人にやる気が戻れば、上がることも可能ですが、元の位置に戻るまでに時間が掛かりますし、それ以上上がろうと思ったらもっと時間が掛かります。
専門学校の場合は、時間を掛けて上がっていけば良いですし、学校を卒業した後でも伸ばすことは可能なので良いですが、中学受験はタイムリミットがあります。
もちろん、勉強するという点については、受験が終わった後も伸ばすことは可能ですし、伸ばしていって欲しいところではありますが、受験には期日がありますからね。
6年生の2月1日までに、どこまで伸びるか。それが塾の先生方にはどの程度分かるのか。
受験の場合は偏差値などの数値で比較しやすいですし、データを残しやすいので、ある程度の確度で分かるものなのかもしれませんね。
もちろん本人のやる気やポテンシャルというものは、なかなか測りかねるでしょうが、タイプによってこれくらい、というような経験則もあるかと思います。
さて、先生方のまめっこの評価は如何に?
面談の時の先生方の様子から感じとれたのは、中堅校はいけるだろう。御三家までは届かないだろう。尻を叩けば準御三家に手が届くか届かないか…。という感じですかね。多分それくらいの評価じゃないかと思いました。
ちなみに、親から見た現在のまめっこの評価は、四谷大塚偏差値で60の学校に受かったら万々歳。55前後に着地かな?といったところです。
こんなこと書いて、3年後にどうなっているか…こわいこわい…。