SAPIXの入塾テストの帳票が届きました。




あっさり


帳票と共に封筒に入っていたのは、通塾にあたっての注意事項の紙と入室申し込み用紙だけ。

グノーブルもあっさりしてたけど、それに輪をかけてあっさりしてるのね、SAPIXってば。



あっさりしてるなぁと思ったグノーブルだって、帳票を送ってくる前に電話を下さいましたけど、SAPIXはネットで発表なだけだものね。


先生の気配が感じられない点で、心配性の親としては不安が一杯に…。

高校生以上相手の塾ならそんなものかなとも思うけど、まだ小学生なので…って、そういう点を考えても、精神年齢高めのお子さんがSAPIXには向いているのかもしれないですね。




想定平均点


SAPIXの帳票をみて面白いなと思ったのが、実際にテストを受けた人の中の立ち位置を知るのではなく、SAPIX通塾生の中での立ち位置を想定してくれているという点。

平均点も偏差値も順位までもが、通塾生から想定される数値が出ています。ちなみに、順位は想定なので%で示されていました。


それで見ると2教科合計144点が想定偏差値40で入塾基準が145点以上なので、偏差値40以下は残念!ということですね。明確でわかりやすい。


今回の偏差値が通塾生から想定した偏差値ということは、十中八九実際にテストを受けた人から算出した偏差値より低く出てるのではないかと思うんですよね。その上で偏差値40がボーダーになるというのは、やはりある程度対策をしておかないと厳しいのだろうなと感じました。




αクラス


ネット上の情報だと、αクラスの基準は、小規模校なら偏差値62程度、中規模校舎は60程度、大規模校舎だと58程度が目安だとされていました。まあ、ネット情報なのでどれだけ当てになるかは分かりませんが。


SAPIXのテキストや授業は、αクラスを基準として作られているという話もあります。なので、よくネットなんかでは「αクラスに非ずんばSAPIXに非ず」みたいな文言を見るのですよね。

そしてSAPIXに入るなら入室時からαじゃないと…みたいな人が増えると。まあ、そんなことはないよねとは、個人的には思いますけど…どうなんでしょう?でもそう言われているのを聞いちゃうと、アルファベットスタートだと心配になっちゃいますよね…。


頑張って勉強してなんとかαクラススタートしたけど、勉強せずにアルファベットスタートした子に後から抜かされてアルファベット落ちとかになったら…気持ち的に厳しそう…親が。


でもこれって中学受験も同じだろうから(所謂深海魚とか言われるアレ)、子どもがそういうタイプかどうか、志望校を決める前に想像できて良いのかもしれない。深海魚タイプならチャレンジしない、頑張って喰らい付いていくタイプならチャレンジもあり、とか。




エピローグ


帳票一つ取っても、個性が表れていて面白いなぁと思った次第でした。