急に冷え込んできましたね。いよいよコートの季節といっても良さそうになってきました。

 

 私の所持品の中ですと、まずはこのアクアスキュータムのバルマカーンコートの出番です。

 

 サイズが大き過ぎる気がしつつも今年の春はそのまま使ったわけですが、先日、意を決してサイズ直しをすることにしました。

 

 家族からは「クリーニング屋に裾を詰めてもらえばいい」と言われたのですが、せっかくなのでもうちょっと本格的な直しをしてくれるお店に持ち込んでみました。

 

 お店のかた曰く、まず、肩幅に対してコートが大きすぎるから肩幅・身幅を詰めた方がよい、とのこと。

 

 また、袖を細くした方がよい、とのこと。

 

 私としては袖の長さも気になっていたのですが、このコートはラグラン袖だから、肩幅を詰めれば袖の長さも少し短くなったような具合になるので、今回は袖口を詰める必要はないだろうと言われました。また、袖は少し長めに残しておいて、袖口が擦り切れたときに詰めると、長く使えるとアドバイスされました。確かに!

 

 また、着丈は今のままでも問題なく、少なくとも1シーズンくらいは使ってみて、もっと短い方が好みであればまたその時に詰めたらいいのではないか、と言われました。

 

 アドバイスどおりの直しをお願いしたところ、3週間ほどで仕上げてもらえました。

 写真だと違いがわかりにくいですけども、確かに肩と袖がしっくりくるようになった気がします。

 

 着丈は変わっていませんが、プロの方から「今の長さで問題ない」と仰っていただいたので、安心して使えます。

 

 ちなみにこちらが切除された布。

 

 結果、コートの購入にかかった費用よりも、直しの費用の方が高くつきました。経済性で言えば、ジャストサイズの新しいコートを探す方が正しい道だったかも知れません。

 

 とはいえ、これで縁あって手元に来たコートを活かせるし、有用なアドバイスも聞けたので、満足しています。さあ使うぞー。