まだまだ寒い日が続きますね。
防寒のためには「3つの首」を温めると効果的、などと言われますけども、その3つというのが「首」、「手首」、「足首」、なんだそうですね。いずれも太い血管が皮膚の近くを通っているところだから、ここを保温するのが良いのだとか。
ビジネスマンの装いにおいて、首はマフラー、手首は手袋でガードすれば良いとして、足首はどうしたものでしょうか?
ブーツ、だと思うのですよね。
分厚い靴下、という作戦ももちろん考えられますけど、足首を靴の革で覆っちゃえばもう防御力高きことメタルスライムの如しというか。
ただ、ブーツって短靴に比べるとどうしてもカジュアルな装いということになっちゃいそうです。ビジネスに相応しいフォーマルさも保とうとしたら、さすがにロングブーツはためらわれるので、足首あたりまでを覆うアンクルブーツくらいにとどめておくのが良さそうです。
アンクルブーツだったらどんなモノでもアリかと言えば、もちろんそれも違うでしょうね。登山用とかのゴリッゴリに頑丈そうなやつは、フォーマルから遥か彼方の存在だと思われ。
で、少し調べてみたところ、どうやらコレとかコレあたりならアリかなーと思われたのが、チャッカブーツとサイドゴアブーツでした。
どちらも、プレーントゥのシュッとしたやつなら、ビジネスでも全然アリかと。足首あたりがスーツの裾に隠れれば、そもそもブーツだということすら気づかれにくそうです。
ちなみに、いまチラッと見てみたら、リーガルの公式通販サイトでSHETLANDFOXのチャッカブーツとサイドゴアブーツがセール中ですね。
靴 通販 | ドレイトン/チャッカブーツ(5.5(23.5) ブラック): メンズ | 「リーガルオンラインショップ」 REGAL CORPORATION
靴 通販 | ドレイトン/サイドゴアブーツ(5.5(23.5) ブラック): メンズ | 「リーガルオンラインショップ」 REGAL CORPORATION
ところで皆さん、チャッカブーツとサイドゴアブーツ、強いて言えばどちらの方がよりフォーマルだと思います?
革靴Lv.1だった頃の私には、そもそもフォーマルさを気にする発想がありませんでしたので、考えることすらできなかったでしょう。
革靴Lv.2になった頃の私でも、さっぱりわからなかったと思います。
そして、さらにもうちょっと成長した私(1~2年前)なら、きっとこう答えたと思います。
「短靴なら、サイドエラスティックよりも紐靴の方がフォーマル。だからきっと、サイドゴアブーツよりもチャッカブーツの方がフォーマル。」
過去の私よ、よくぞそんな思考ができるところまで成長したな。
不正解だけど。
なんかですね、チャッカブーツは元々ポロの競技者が使っていたものなのだそうで。スポーツ由来のものだから、そこそこカジュアルなものということになるらしいですね。
一方、サイドゴアブーツは、19世紀に英国のヴィクトリア女王のために考案され、その夫であるアルバート公が議会とかにも履いていったものだから、割とフォーマルなものなのだとか。
そういうわけでどうやら、歴史的な成り立ちを考えてみると、サイドゴアブーツの方がチャッカブーツよりもフォーマルということになるらしいですね。
へー。
………だからというわけじゃないんですが、手に入れてしまいました。
…もうめったなことじゃあ靴は増やさないぞ、と思っていたのに、やってしまいました…。
ちなみにこちらのサイドゴアブーツ、上の方にリンクを張ったリーガルの靴ではありません。
そのうち、これを手に入れた経緯について書くかも知れません。