スズメ来襲があった翌日の5月13日。
朝、ふと見ると夏スイセンの葉っぱの下に1羽のヒナが落ちていました。
近くで心配そうに親が付いていました。
これはかわいそうだと思って、軍手をして急いでヒナを拾い上げ巣箱に戻してあげました。
間もなく、梅の下の茂みにも1羽見つけたので急いで戻しまいた。
自分の巣箱を外から見た事がないためか、キョロキョロしてなかなか入りませんでしたがやがて納得して入ってくれました。
と、また1羽、今度はうこぎの枝を集めておいた所に1羽落ちていました。
うこぎはトゲがあるのでイバラのようです。
その中でケガをしてはいけないと思って、できるだけそーっと拾い出して戻しましたが、この子も入り口でイヤイヤをしてひまどってしまいましたが、入ってくれたので一安心。
親は、さすがに人間には手を出せず心配そうに見守っていました。
それにしても、どうしたのでしょう。
スズメの騒ぎでパニックを起こしてヒナたちが落っこちてきたのでしょうか。
まだクチバシが黄色くて羽も産毛のフワフワちゃんたちでした。
でも、もう羽も生えています。
もう一息で巣立てるのです。
なぜか3羽です。
屋根にのったり入り口からのぞいたりしています。
シジュウカラの方がわずかに小さくて、スズメには太刀打ちできないようです。
きみしぐれは作業道具を庭に持ち出してスズメが来るたびに追い払い、昼ご飯も庭で食べて見張りました。
ご近所で、しつこいカラスの襲撃からツバメの巣を守りきったお宅があります。
うちのシジュウカラも守ってやりたいと思いました。
(つづく)