と、執筆者まめタンクはずっと思っておりました。
毎年9月に新型のiPhoneが発表される度に、アップル信者の間では「今年のiPhoneはすごい」と言われるわけですが、まめタンク的に言えば別に・・。といった感じです。
勿論、僕がメインで使っている端末はiPhone(旧型の6)ですが、別にandroidと比べて格段に良いのか?と問われると疑問です。電話用とサイズの関係で出先でiPhoneですが、メインで使用している端末はGoogleのネクサス6です。はっきり言って明らかに、iPhoneよりも動作がサクサクです。iPhoneだとよくネットが詰まったといった事が発生しますが、僕はずっと回線の問題だと思ってましたが、同じ環境でネクサスの方が5倍くらいつながりがいいです。詰まったという経験も一度もありません。
2017年発売の新型iPhoneでは有機ELディスプレイが採用される事がほぼ確実視されてますが、2014年の時点でネクサス6は既にディスプレイが有機ELです。
もっと昔からサムスンのギャラクシーも有機ELでした。
Androidユーザーがすれば、何を今更、有機ELが採用される事で盛り上がっているのか?という話です。
はっきり言いますと、iPhoneはiOSという独自のOSを採用する事で快適感を演じてますが、実はスペック的には低スペックだと言われています。
逆の意味では何故、iPhoneは低スペックであるのか?という疑問もあるわけです。
世界最高はiPhoneじゃない。
おそらく現時点で世界最高のスペックをもった端末は2機種あって、1つ目はサムスンが6月に日本でも発売を開始した「ギャラクシー S8」店頭で触りましたが、圧倒的な有機ELディスプレイの綺麗さは一度触ったらiPhoneに戻る事はできません。そして2つ目が、これは日本では未発売ですが、ワンプラスワンという中国のメーカーが製造しているOnePlus 5(ワンプラス 5) です。こちらは、最新のスナドラのチップに、なんと上位モデルではRAMが8GBという驚異のスペック(ちなみに、iPhone7が2GB 7Plusが3GBです。)勿論、RAMの容量が全てではないですし、iOSに最適化されたiPhoneは快適だとは思います。
ただ、まめタンクが思うのは(じゃあ何故、iPhoneは世界最高スペックではないのか?)という事です。
これは日本人にはあまり認知されていない事実ですが、世界のスマホシェアの1位はiPhoneではなくサムスンのギャラクシーです。日本でのシェアは50%を超えているそうです。
引用元 http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/011300091/020100026/?rt=nocnt
シェア1位でないなら、尚更、最高スペックを確保するべきではないのか?というのがまめタンクの疑問です。例えば、現在世界最高峰と呼ばれるギャラクシー S8にiOSが載っていたと
したら、多くのAndroidユーザーはiPhoneへ買い替えを検討するでしょう。
さらに、まめタンクが疑問に思う点はAppleが儲かっているという点です。
これが原価ギリギリで採算が取れないのであれば納得できますが、Appleの2016年度の収益は456億8,700万ドル(約4.6兆円)ちなみに、よく知られている事実としてiPhoneの原価は圧倒的に安いです。例えば、最新のiPhone7場合、1台辺りの原価は・・
新しいiPhoneが発売されるごとに分解、製品原価試算を公開しているIHS Markitが、32GBのメモリを搭載したiPhone7の原価を2万3,000円程度と見積もっています。
これを10万円近い価格で販売しているわけですから、そりゃ世界最大の時価総額です。例えば、メモリを3GBや4GBにしても有機ELディスプレイを搭載しても十分に利益が出るわけですし、それでシェアが拡大できるのなら、十分に検討の余地があるわと思います。
じゃあ何故、iPhoneは世界最高スペックではないのか?まめタンクはこう考えます。
Appleはスマホ界のナイキである!
皆さん、ご存知のスポーツメーカーであるナイキです。実はAppleのビジネスモデルは限りなくナイキに近いわけです。例えば、Appleもナイキもファブレス。つまり、自社で生産工場を持たずにEMSなどに委託している事。そして、圧倒的なブランド力です。ナイキと聞くと、多くの人がマイケルジョーダンやタイガーウッズを想像すると思います。シューズのエアジョーダンはもはや説明不要の知名度ですが、Appleが中国でスマホを生産しているように、ナイキも賃金の安いアジア圏で生産しています。日本にしたら月給2万円の少女かもしれません。
Appleにとってスマホはデザインでありファッション。
これは創業者のスティーブジョブズ氏の過去にも関係しています。有名な話として、パソコンの裏に開発者の名前を刻印したり、内部の配線が綺麗に見えるように工夫する(誰が見るんだ?という疑問に対して、俺が見るんだ)といった逸話は有名です。
まめタンクが考えるにiPhoneが最高スペックでない理由は、そこにコストをかけるよりもデザインの美しさと買った時の高揚感を味わって欲しいという事なんだと思います。iPhoneはファッションです。2万円のスマホを10万円で販売して不買運動が起こらないのは、そういう事だと思ってます。
iPhone信者が買っているのはスマホではなく、Appleによって作られたストーリーです。
もし最高スペックが欲しいのならAndroidですし、ブランドを重視する日本のシェアが5割でブランドに関心の薄い欧米でのシェアが低い理由はそういう事だと思います。
つまり、最高スペックが欲しいのならデザインとブランドを無視すれば、Androidの方が優れているというのはうなづけます。その点で言えば、デザインが良くてスペックの高いギャラクシーが世界シェア1位だという事は納得頂けると思います。
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日刊まめストリート・ジャーナル本日のニュースは少し前になりますが、アメリカを中心に展開する高級食品スーパーである「ホールフーズ」を137億ドル(約1兆5200億円)で買収することを発表しました。以前からAmazonは自社でAmazonフレッシュという宅配の食材配達サービスを展開しておりました。(日本でも東京の一部地域では提供をしているそうです。)Amazonは通販の会社である事は皆さんもご存知だと思いますが、最近ではレジを通さす無人で展開する「Amazon GO」(シアトルの本社で実験中)や「Amazon Books」実店舗の書店を展開しています。なぜ、通販サイトであるAmazonが実店舗に力を入れるのか?
その前に今回の買収が何の意味を持つのか考えてみます。
都心の冷蔵庫付きの配送センターを買った。
という事です。
これは日本に限らず米国でもそうですが、ネット通販の市場規模というのは全体の消費に比べると圧倒的に少ないです。以下、引用します。
2011年の米国EC市場の市場規模は$194.3B(日本円に換算して15.5兆円)となり、対前年度比で16.1%の成長となった。これは、リアルも含めた小売全体の市場の成長率5.5%に比べて、実に3倍近くの成長率を誇っている。
記事に掲載された数字を元に試算すると、米国におけるEC化率は約6.7%で、前年よりも+0.6ポイント増加している。
2011年のデータなのですが、現時点でも圧倒的に消費はリアルの方が多いです。別のデータによれば、米国のEC市場の4割強をAmazonが占めているそうです。ただ、それでも消費の大半はリアルで行われていて、驚く事に世界最大のスーパーチェーンですら、米国の全消費に対する占有割合は10%を超えないそうです。
引用元 https://netshop.impress.co.jp/node/3985
つまり、ネット市場以上にリアル市場はフロンティアだと言う事です。
話は冒頭のホールフーズの話に戻りますが、Amazonが欲しかった物は都心の倉庫です。AmazonのEC用の倉庫は都市部ではなく田舎に集中しています。以前からAmazonフレッシュ用に(日本で言うAmazonプライムナウ的な倉庫)倉庫を都市部に確保してましたが、いかんせん効率が悪かった。そこで行われたのが、今回の買収だと考えます。つまり、Amazonは137億ドルでホールフーズのブランドと都市部の倉庫を一緒に買ったわけですね。
例えば、ここに食品と一緒にAmazon用の在庫を確保しておけば発送が効率的です。
ちなみに、アメリカにおけるホールフーズの位置づけですが、日本で例えるなら「成城石井」的な高級スーパーです。しかし、競合の参入によってここ最近の売り上げは低迷していて、業界内では身売りも近いのでは?という一部アナリストの話もありました。
日本で例えるなら楽天がヨーカー堂を買収するイメージですね。
Amazonが最終的に目指すのはコストコ型のアメックス?
と、執筆者のまめタンクは考えます。
コストコと言えば日本でも会員制の激安スーパーとして雑誌やワイドショー等でも話題ですが、コストコは基本的に年会費を払って会員にならないと入店も購入もできません。これが激安の秘訣でもありますが、実はコストコの利益の厳選は食品や雑貨を販売する事ではなく、会員費を集める事で成り立っている事はご存知でしょうか?むしろ、年会費の4000円を払うってもらう事でコストコは成り立っているわけです。
営業利益にあたるのが32億2000万ドル(約3800億円)で、そのうち会員収入が24億2800万ドル(約2900億円)と、およそ76%を会員収入が占めているそうです。
Amazonでは同様のサービスとして、「Amazonプライム」というサービスを展開しています。これは年会費を払う事でお急ぎ便や映画、音楽が無料で提供されるサービスです。昨日(本記事執筆時点)年に一度のプライムデイが開催されましたが、これは知名度以上にプライン会員を獲得する事が目的です。
昨年、Amazon Prime(Amazonプライム)の有料会員数は、少なくとも4,600万人に達していた。昨日発表された収支報告書には、この1年間で新たに数千万人の会員が加わったとある。
最低でも2,000万人の有料会員が加わったということは、もとの4,600万人から現在では6,600万人以上のPrime会員を抱えていることになる。
アメリカのAmazonプライムの年会費は約1万円ほどなので単純計算で年間6600億円近い収益です。最新の決算によればAmazonの2017年度の売り上げは約13兆円ですから、この額は見逃せません。そして見出しにあったように、Amazonが目指す先はコストコ型のアメックスだと思ってます。
アメックスと言えば、日本でも富裕層向けのクレジットカードで有名な会社ですね。あの著名投資家のウォーレン・バフェット氏が準永久保有銘柄としてる事でも有名です。このアメックスですが、一見するとクレジットカードの利用で稼いでいるように思えますが、実は収益の多くを年会費が占めています。一番下のグリーンカードですら年会費は1万円を超えます。
決算情報によりますと・・
2016年だけで2800億円近い会費収入がある事がわかります。
決算部門は景気に左右されますが、会費ビジネスは会員数さえ維持できれば、何もしなくても入ってきます。これはコストコと同じビジネスモデルです。
Amazonが目指す先
執筆者のまめタンクが考えるAmazonが目指す先として、ネットとリアルをプライムで確保する事にあると思います。ビジネス面では既にサーバー事業(AWS)を行っています。つまり、ベゾス氏が目指す先は極論で言えば、たとえ利益が出なくても消費において全世界をプライム会員で囲い、何もしなくても利益が出る環境を作ろうとしているわけです。もはや、本や家電で原価ギリギリの価格設定をしようとも関係無い。プライムという最強の仕組みをもったAmazonが既存の消費システムを破壊して行く日はそう遠く無い未来だと考えます。
少し前のアメリカではウォルマート出店すると、周りのスーパーの大半が倒産する。その後でウォルマートが撤退すると買い物難民が生まれるという有名な話もあります。
著名投資家であるウォーレンバフェット氏は誰が経営しても揺るがないビジネスモデルを投資の基準と考えますが、消費者向けのプライムとビジネス向けのサーバー事業を抱えたAmazonは意外とバフェット的な会社なのかもしれません。
少し前の話ですが、風邪をひいて近所の内科に行きました。
あんみつと言えば、日本を代表するスイーツの一つです。
鎌倉なんかでは超有名なお店があったり、最近ではあんこの代わりに、バニラアイスクリームを乗せたものが女性の間では人気だそうです。
ただですよ、一言いわせてもらうならば文句もあるわけですよ。
漢字で表現するなら(怒)ですよね。
ここではっきりと彼(彼女?)を代弁させてもらうと・・
あぉぉぉぉーーーいぃぃぃーー寒天の気持ち考えてみろよっっ!!
ですよ。
確かに、あんみつの中にあんこも蜜も入っている事は事実です。
でも僕の中ではあんことかサクランボよりも、密のかかった寒天の方がメインではないかと思うわけです。蜜のかかったあんこにそれほどのバイタリティーがあるのかって聞かれた疑問です。逆に僕からしたら、あんこ何か要らなくて、寒天に蜜が掛かってる方がメインです。あんこが無くなる方と、寒天なくなる方のどちらを選びますか?と聞かれたら、間違いなく寒天陣営に一票を投じる覚悟です。
だって、あんみつのメインは寒天でしょ。
同じ寒天メニューでも、「ところてん」の方が絶対、寒天に配慮してますよ。
ところてんの「てん」は「かんてん」の「てん」であって、寒天に対するリスペクトを感じます。ところてんは、寒天なかったら、ただの「酢醤油」でしかありません。
その点では言えば、あんみつは調子に乗ってますね。
鎌倉とか自由が丘とか、その辺のおしゃれスポットを気にしすぎてます。
父親が娘と疎遠になってる間に娘がヤンキーになっちゃった、みたいな?
せめて、あんみつと言う名前を維持するにしても、こうしてはいかがでしょう・・
あんみつ with K
音楽プロデューサーのTKこと、小室哲哉さんも「愛しさと切なさと心強さと」の中でwith Tを名乗ってますからね。
あやまちは おそれずに進むあなたを
涙は見せないで みつめていたよ(以下、参照)
以上、「あんみつ」における「寒天(かんてん)」の気持ちでした。