その昔、ブログを書く事が仕事だった事がある。
毎日、旬なニュースを読みあさっていた。
何かを伝えたい、ではなく誰かに見て欲しい。
Googleからもっとお金が欲しい。
いつからか、ネットはお金を稼ぐ道具になっていた。
初めてネットに触れたのは小学生の頃だった気がする。家族にねだったNECのパソコンは14万円くらいだった。
メモリは250MBだった気がする。
今や、格安スマホだって2GBの時代だ。
ダイヤルアップで接続するぷるるるという音。
僕の自宅と何かが繋がった。
貪るようにネットに触れた。
感動や驚きがあった。
こんなすごい文章を書く人がいる事にも驚いた。
自分もこんな文章を書きたい。
3日経っても数行の文章すらかけなかった。
でも楽しかった、すごく楽しかった。
今、LINEの会話やブログにそんな新鮮さは感じない。
まるで賞味期限が過ぎた食べ物のようだ。
本当に、その会話や発言に意味はあるのか?
今、ぼくはもっとアナログで興奮する機会を得たい。
マズロー的に言うなら、誰かに認められたいのだ。
コロコロコミックを買ってワクワクしながら歩いた帰りの商店街。
大人になって、ぼくらは何か忘れてしまった。
あの時の感動を取り戻すために、ぼくはまたブログを書き始めるのかもしれなあい。
今日という日の記憶へ向けて、、。