Amazonやメルカリで中古2万円の名著「ユダヤ人の商法」復刊、これはスゴい本です。 | まめストリート・ジャーナル 〜無料で情報が買える唯一の新聞〜

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Amazonやメルカリの中古市場で2万〜3万円で取引されている、日本マクドナルド創業者の藤田田<デン>さんの名著「ユダヤ人の商法」がKKベストセラーズさんより復刊されました。

 

 

 

しかも、税込で1588円弱という良心的なプライス。

 

管理人まめタンクも存在自体は知ってましたが、30年以上前の本が古本が2万円もするとは、俄かには信じれませんでした。Amazonでは復刊間もなく完売、メルカリでは定価の倍で取引されてるんですよっ!

 

<大きな書店では普通に定価で平積みされているので、転売屋からは買ってはいけません>

 

正直、2万円の価値があるほど凄い本なのか?と半信半疑です。

でも、一読して分かりました、これは2万円の価値があるぞって・・。

 

ホリエモンの平積みの適当な本とか、殆ど専門用語だらけの落合陽一氏の本を買うなら、迷わずこの本を持ってレジへGOした方がいいです。

 

結局、何が書いてあるの?という事ですが、要約すると<ユダヤ人ってこんなに凄いんだぞ>という本になります。まず冒頭でキーワードとなる言葉が「女と口」という言葉。

 

これがユダヤ人の商法において最も重要なキーワードです。

 

女=女性。

口=食べるもの。

 

これが、ビジネスにおいて狙うべきターゲットだと藤田さんは言います。

 

女性はどの分野でも狙うターゲットである事は明確です。

服、化粧品、アクセサリー、世の中の商売の多くは女性をターゲットにした市場で成り立っています。余談ですが、住宅購入に際も主導権を握るのは旦那でななく奥さんです。

 

口とは総称して食べるものの事を指します。人は生きている限り口に物を入れ続ける宿命です。iPhoneは一度買えば1年や2年は買い換える必要はありませんが、食は大抵の人が1度はします。藤田さんがアメリカで流行っていた「マクドナルド」を始めた背景には、このユダヤ人の商法という考えがあったそうです。

 

余談ですが、ソフトバンクの孫さんは藤田さんに学生時代<何を学べばいいですか?>と相談し<コンピューターや!>と言われ単身アメリカへ渡米した逸話があります。

 

少しユダヤ人の商法を要約すると・・。

 

・金儲けを志すなら最低でも英語はできるべきだ。

・ユダヤ人は約束を絶対に破らない。

・税金は気持ちよく払え、その分だけ儲ければいい。

・時を盗むな、時間こそお金。

・働くために食うな、食うために働け。

・政治家は利用せよ。

・女房さえ信用するな。

・低脳政治は国賊だ。

・話があるなら、そっちが来い。

 

簡単に言うとホリエモンのような価値観を正しく金儲けに利用した人たちがユダヤ人?です。

個人的に東大生に関する話が痛快で面白かったです。曰く、「東大卒の頭の中は、ドス黒い欲望のみが渦巻いている。東大卒は変態性欲者といってもいい」それを踏まえた上で、「日本から東大が消滅すれば、日本も日本人も、もっと進歩するに違いない。」と言っています。

 

1500円なら迷わず買っておいて違いありません。

2万円出してもっと早くこの本を読んでいたら人生が変わっていたのかもと感じます。