イケダハヤト的地方移住論!『まだ東京で消耗してるの?』感想、59点(100点満点中) | まめストリート・ジャーナル 〜無料で情報が買える唯一の新聞〜

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イケダハヤト氏と言えば、今や月間300万PVを超える超人気ブロガーです。

ブログのタイトル「まだ東京で消耗してるの?」とあるように東京から高知に移住しました。

本書はそんな経験を踏まえた上で、(まだ東京にいるの?時代は地方移住っしょ!)という事を語ります。

率直に言うと(まぁ人それぞれだから強要する必要はないかな・・)というのが感想です。


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以下、要点などをまとめます。

・目次。

第1部 東京はもう終わっている
第2部 田舎のほうが圧倒的に稼ぎやすい
第3部 限界集落に移住して、こんな幸せになりました
第4部 「ないものだらけ」だからこそ地方はチャンス―イケダハヤト式ビジネス紹介
第5部 移住で失敗しないための5つのステップと知っておくべき制度
おまけ 移住に関する「よくある質問」


・東京の住環境は酷い。

確かに酷いです。通勤に1時間毎日満員電車で通って70平米の2LDKが15万円以上します。

六本木ヒルズで働いていて、隣の家賃200万円のレジデンスに住めるのならいいです。

確かに地方であれば、著者が言うように地方だったら月5万円で家族が一軒家に住めるわけです。

ただ、これは賛否両論でボクは職住近接。

つまり、職場の近くに住む事をおすすめします。例えば、中古のマンションをリノベーションすれば良いと思います。

2LDKであれば二子玉も夢じゃない!

・地方に行ったら収入が増えた。

これは個人の問題でしょう。

ただ一つ注意点として、イケダ氏的な生活ができるのは東京基準の収入がある事が前提です。

地方は本当に仕事が無い。

大都市とされる札幌でさえ最低時給が700円台ですからね。

・売り上げ2000万円と年収2000万円は違う。

これがイケダマジックです。

よくイケダ氏は年商が2000万円を超えたとブログ等で告白してますが、税金を払った後の手取りではありません。

ネットの噂では実際の手取りは500万円~600万円だという話もあります。

・地方に行ったら成功はできても大成功はできない。

地方移住の一番の問題は成功できても大成功はできないという事です。

ミュージシャンとして武道館でライブをしたいとか。トヨタやソニーといった大企業を作って成功したいという場合、地方は致命的です。

東京の魅力は夢ですよね。

例えば、ユニクロは山口県が地元ですが今は東京ミッドタウンが本社です。同じ例でDMMも石川県が地元ですが、本社は恵比寿ガーデンプレイスです。

・東京で楽しく暮らす。

ボクは地方に移住するよりも、勉強して環境の良い会社に転職した方が素敵な人生だと思います。

スティーブジョブズは尊敬されるかもしれない。

でも別にティムクックの人生が悪いとも思わない。

安定的な収入と退職金や年金。

別にそれも素晴らしい人生じゃないですか?

スガシカオがtwitterでつぶやいてました。(夢って諦めた時がゴールだと思う?)と・・。


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