日本一の投資家、竹田和平伝。『花のタネは真夏に播くな』感想、 87点(100点満点中) | まめストリート・ジャーナル 〜無料で情報が買える唯一の新聞〜

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竹田和平。その名前を聞くと投資家の人はピンと来るものがあるのかもしれない。

そう、会社四季報で名前のある、あの男。日本一の個人投資家として知られる人です。

世間的に言うと、タマゴポーロが有名かもしれませんね。ただ、一般的なイメージとして有名投資家ってあんまり良い印象は受けない。

それこそ、村上ファンド的なイメージがあるわけです。

でも本書を読むと竹田和平という人物の印象が180度変わります。

これぞ本当の投資家だと・・。

花のタネは真夏に播くな ~日本一の大投資家・竹田和平が語る旦那的投資哲学~ (文春文庫)/文藝春秋
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・目次。


第1章 お金持ちになるための、たったひとつのキーワード
第2章 こうして日本一の大投資家が誕生した
第3章 投機から投資へ、そして日本一の花咲じいさんへ
第4章 日本一の大投資家が語る、株式投資の極意とは
第5章 竹田和平さんの、幸せになる極意
第6章 竹さんのすすめる、貯徳人生


・感想。


冒頭の暴走族とお金というくだりから始まって、やられました。面白いです。

文庫でページ数も少ないので是非、手にとる事をおすめしますが、簡単に要約すると竹田和平さん発言をまとめておきます。

・情報源は1つで十分「会社四季報」を熟読せよ。
・投機の反対にある投資家のとしての信用。
・値上がりを期待して株を買ってはいけない。
・割安になった有力株を買い、長期にわたって保有する。
・配当は高い方がいい。株主のお金を投資家に還元できない会社はダメ。

・投資は結局、会社の経営者で決まる。


本書がすごいのは、全編通してお金に敬意がある事ですよね。

決して、お金に傲慢ではない。投資指南書ではありませんが、お金というものの存在を改めて考えさせられた本でした。


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