「ソフロロジー出産をしたいけれど、予約をした病院が対応していなかった…。」
「本やCDを使って、どのように独学でトレーニングをするか知りたい。」
 
 
妊娠中の私のような悩みを抱えた妊婦さんへ、私が病院に頼らず自力で行った、ソフロロジーのトレーニング方法を共有したいと思います。
(ソフロロジーを知ったときには、すでに妊娠8ヶ月…自分でトレーニングするしかなかったんです>_<)
 
そのお陰で、とてもラクで幸せなお産ができたので、こんなお産がもっと広まってほしいと思っています。
 
 
当日の出産レポはこちら
 
 
 
目次
1.私が使用したおすすめの本とCD
2.本とCDを使った、トレーニングのやり方
3.正しくできているか、不安になったときは
 
 
 
1.私が使用したおすすめの本とCD
口コミなどを参考に、以下の本とCDを使用しました。
(正しくはCDではなく、MP3ファイルです。これを携帯に入れておいて、出産当日も聞くようにしました)
 
日本のソフロロジー出産の生みの親、松永昭先生の本とCDです。
 
 
 
 
こちらを使用して、とてもラクで幸せなお産ができたので、私もおすすめできる2点です。
 
 
 
2.本とCDを使った、トレーニングのやり方
 
以下の順に、お話ししていきます。
①いつから取り組んだ?
②まずは本から読みましょう
いざ練習へ
③イメージトレーニング
④エクササイズと呼吸法
 
 
①いつから取り組んだ?
私は妊娠8ヶ月の頃に、本とCDを揃えてトレーニングをスタートしました。
(その頃にソフロロジーというものを知ったため)
 
ソフロロジーに対応している産院だと、妊娠5・6ヶ月の頃からスタートするところもあるようなので、もっと早くても良いかと思います。
 
本の内容自体は、妊娠初期に読んでも役に立つ考え方だと思うので、特にこの時期から!というのはありません。
 
 
②まずは本から読みましょう
「ソフロロジー=痛くない出産」という知り方をした私のような人は、本を読むことで、なぜソフロロジーが「痛くない出産」になるのかが理解できると思います。
 
また、イメージトレーニングや、エクササイズ、呼吸法の説明もあるので、一通り目を通し、実際にやるときにもまた読むようにしました。
 
ソフロロジーで出産した人の体験談も複数載っていて、こちらは読んでいて楽しかったです。
 
 
いざ練習へ
③イメージトレーニング(1回30分ほど)
私は、お腹がいっぱいでリラックスできる13時ごろに毎日取り組んでいました。
取り組む時間を決めると、毎日続けやすいと思いますよ。
 
先に紹介したCDを聴きながら、CDに指示される姿勢になり、瞑想するような感じでCDに身を任せる、という感じです。
 
イメージトレーニングというと、出産する行為そのもののイメージをすることを想像されるかもしれませんが、ソフロロジーのイメージトレーニングは、それよりもお腹の中の赤ちゃんをイメージして、そちらに意識を向けて愛おしく思うというような感じです。
 
「お腹の中で、赤ちゃんはどんな風に過ごしているのかな?」「どんな顔をしてるのかな?」
そんなことを考えられるように、CDのナレーションが導いてくれます。
 
 
私はよくこのトレーニング中に寝落ちをしてしまいましたが、それはリラックスできているということなのでOKだそうです。
 
 
私の産院では、出産するときに音楽をかけてもらうことはできなかったので、
Amazonで購入したMP3ファイルを携帯に入れておき、ワイヤレスイヤホンをつけて音楽を聴いたまま分娩室へ移動しました。
 
当時、安くてかわいいイヤホンを探した私は、これのピンクを使っています。
 
 
④エクササイズと呼吸法(1回30分ほど)
私は、朝食後お腹が落ち着いた10時くらいから毎日取り組んでいました。
基本的には、本の中で紹介されているエクササイズと呼吸法をまねる形でおこないます。
 
・エクササイズ
複数ある中で、娩出時のいきみの方向を確かめる運動が、出産本番をイメージできて特に役立ちました。
 
・呼吸法
4つ紹介されていますが、初産の私は、その場で痛みのレベルやお産の進み具合を判断し、呼吸法を変えることは難しいと考えたため、ソフロロジー式呼吸法だけを練習しました。
これだけでも十分、お産の痛みは和らぎました。
 
上記に加えて、以下の本に載っている安産の体操にも一緒に取り組みました。
 
 
 
こちらにはYouTubeで童謡を掛けながら取り組んでいて、たくさんの童謡を覚えることができたので、娘が生まれた今とても役に立っています。
 
 
以上のトレーニングを行うことで、出産はとてもラクに乗り越えることができました。
 
 
 
 
3.正しくできているか、不安になったときは
 
トレーニングが正しくできているのか、私も時々不安になることがありました。
ただ、上の本をしっかり読めば、お腹の中の赤ちゃんを愛おしく思うことができていればOKということが分かると思います。
 
そうすれば、出産時の痛みは赤ちゃんを産み出すのに必要なエネルギーだと前向きに捉えられる上、自分よりも苦しく、頑張っているのは、赤ちゃんの方だ、頑張れ!と思うことができるからです。
 
実際私も分娩台に乗ってからは、娘の名前を言いながら、「頑張れ〜!もう少しだよ〜!」と声を掛けていました。
こうなると、自分が痛いかどうかは二の次になっているんですよね。
 
 
 
 
長くなりましたが、以上が私がおこなったソフロロジーのトレーニングです。
 
たくさんの方が素敵なお産ができるよう、応援する気持ちで書きました。
 
まだ娘は7ヶ月で、次の妊娠なんて考えられないですが、いつかまたこんなお産をしたいなと思っています。
 
 
質問などあれば、経験者として答えられることは何でも答えますので、お気軽にコメントを下さい!