私が独学でソフロロジー出産の練習をして、出産(初産)をしたときの記録です。
「出産が痛いのは分かっているけど、なるべく痛みは避けたい…」
「ソフロロジー=痛くないって本当?」
「お産の時間は短くなるの?」
などなど、特に初産の方は気になる方が多いのではないでしょうか。
私自身、ソフロロジー出産をサポートしていない病院で出産したため、情報は自分で集めるしかない状態でした。
同じような状況の方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
私がおこなった本とCDを使ったトレーニングの方法は、こちらにまとめました
ソフロロジー出産は本当に痛くないのか?
分娩の時間は短かった?ー私の場合ー
出産の痛みは、嘘のようですがあまり記憶がありません。
これは、ソフロロジー出産の最大のメリットではないでしょうか。
痛み(=自分の体の状況)よりも、娘に会える喜びやワクワク感と、息をしっかり吐くことに意識が集中していました。
そんな状態なので、出産するまでに叫ぶこともなく、助産師さんからは「とても静かなお産でしたね」と言われました。
陣痛が来てからの変化としては、痛みよりも当日出たおやつのにおいがダメになり、
陣痛が来てる時ってにおいがダメになるんだな〜と冷静に感じたのを覚えています。
分娩時間は、母子手帳の記録では3時間31分になっています。
初産では、短い方ではないでしょうか。
実際は、陣痛が来たと思ってナースコールをしたのが14時過ぎで、
16時過ぎに出産しており、それだと2時間を切ることになってしまうという状況でした。
そのため助産師さんの判断で、助産師さんが回診に来た際に、
「生理痛のような痛みはありますか?」と聞かれ、「はい」と答えた時間から計算して、
母子手帳の方には記録をしてもらっています。
私自身、出産時の痛みが少なくなるというのを期待をして、ソフロロジーの練習を始めましたが、やってよかったなと思っています。
どんな過程を経て、ソフロロジー出産は進むのか?出産レポ ー私の場合ー
私は、陣痛よりも破水が先にきてしまったので、入院した状態で陣痛を迎えました。
①待ちわびた陣痛が来た
ドンッ!という感覚が下腹部に来て、陣痛が来たと思い助産師さんを呼ぶと、
いきみたい感覚がきたら、また教えてくださいとのことだったので、
「いきみたい感覚ってどんなだろう?」と思いながら、
イヤホンを装着し、iPhoneに入れていたソフロロジーの音楽を聴くことを始めました。
痛みの波が来たときは、ゆっくりと呼吸をして吐く息に集中し、
波が来ていないときは、寝ながら立てた膝を左右に揺らしたり、おなかに向かって「頑張れー!」と メッセージを送ったりしていました。
家族に直前まで付き添ってもらう、もしくは立ち会い出産をするという方におすすめしたいのは、家族に「痛い?」という声掛けはしないでと事前に伝えておくことです。
陣痛が来てから私を心配した夫が、「痛い?大丈夫??」と何度も声を掛けてくれたのですが、せっかく痛みから意識をそらしているのに、その声掛けで痛いかどうかという意識に戻ってしまいます。
私はその場で、そういう聞き方はしないでとお願いしましたが、事前に「呼吸に集中するのが重要だから、痛い?と聞くのはやめてほしい」と伝えておく方がスムーズだと思いました。
呼吸法の使い分けは?
ソフロロジーの本では、痛みのレベルやお産の進み具合に合わせて呼吸法が4種類用意されていますが、
私は初産ということもあり、その時の状況を判断して呼吸法を変えていくことはできないと思い、
練習の段階から、ゆっくり吸って、ゆっくり吐ききる(特に吐く息に集中) ということだけをしていました。
②波の間隔が短くなり、分娩室へ
1時間半ほど掛けて、だんだんと波の間隔が短く、1-2分になっていることが分かりました。
(「陣痛きたかも」というアプリで記録していました)
助産師さんを呼び、内診をしてもらうと、
子宮口が9cmになっていることが分かり、そのまま分娩室へ。
分娩室へは波が来ていないタイミングで歩いて向かいました。
③いよいよ出産
分娩室についてからは、基本的には助産師さんの指示のもといきみました。
最初はタイミングやいきみ方が分からず、「今ですか?」とか、
「う○ちが出るような感覚がするんですがいいですか?」とか、聞きながらでしたが、
だんだんコツがつかめるようになりました。
そうこうしていると、院長先生が登場。
私のおまたのところで、助産師さんが、
「ここまでは来るんですけど、ここから出てこないので…」と説明しており、
瞬時に会陰切開になることを悟りました。
その後は、院長先生が「麻酔しますね〜!(とても明るい)」と言って麻酔をして(チクッとする程度) 、
パツンとおまた切ったら(この時も縫う時も痛みはありません)、
ぬるっと娘が誕生!分娩室に移動してから、約30分で出産でした。
娘よ、お疲れさま!こんな出産なら、またしたい!!
娘の誕生後、分娩室で休んでいると、母が面会にやってきました。
そのときに撮影した動画があるのですが、「お母さんになったまんぼです~」 と
言われてカメラを向けられ、笑顔で手を振っている私がいます。
それくらい、ハイな気分になっていたんでしょうね。
長くなりましたが、以上が私のソフロロジー出産レポです。
どのようにソフロロジーの練習をしたかは、以下の記事にまとめています。
私自身、ソフロロジー出産を知ったのは妊娠8ヶ月のころで、予約していた産院ではサポートが無いことも分かり、模索しながらの出産でした。
ですが、ソフロロジー出産が素晴らしいことは体感したので、同じようにやってみたいという方のお力になれれば嬉しいです!
質問や、こんな情報が知りたいなどあれば、お気軽にコメントからお願いします。