商品を「説明」しても、売れません!
「商品をヒトコトで説明したいんです!」
文章講座やコンサルに来られる方に、よく言われます。
キャッチコピーとは、「商品をヒトコトで説明する言葉」だと思っている方が多いようです。
ずばり、商品をヒトコトで説明しても、売れません。
キャッチコピーは、全く知らない人を一瞬で振り向かせるための言葉です。
街で初めて会った人に、いきなり「この商品は○○が優れています!」と説明して売れるでしょうか。
そんなことする人はいないと思いますが、文章だとコレを平気でしちゃうことが多いようです。
「売れるキャッチコピー」や、「商品やサービスの良さを伝えるセールス文章」を書くには、
まずは視点を変えること。「自分視点」ではなく「お客様視点」で商品を伝えるのです。
自分が言いたいことを言うのではなく、「お客様が言ってほしいことを言う」。
それが原則です。
私は18年前、コピーライターになったとき、広告代理店のクリエイティブディレクターの上司に、
「コピーを書くのに文章のうまさや、センスなんていらない。もっと大切なことがあるんや」と言われました。
それまで、自分の文章にだけは自信があり、文章で何かを表現する仕事がしたい!と思っていた私は、頭をガツンと殴られたようなショックを受けました。
コピーを書くって、文章やん。センスが一番大事なんちゃうん・・・・
でも18年たって、今はその言葉の意味が、痛いほどわかります。
キャッチコピーやセールス文章を書くのに必要なのは、文章のうまさやセンスではない。
「発見力」です。
お客様の「欲望や欲求」を見つけるコト、
商品とお客様をつなぐ糸を見つけるコト、
今この時代に、みんなが思っていて、でも誰も言葉にしていない思いを見つけるコト・・・・
「コピーとは、つくるものではなく、みつけるものだ」
と、尊敬するコピーライターの岩崎俊一さんもおっしゃっています。
ただ自分の商品やサービスの良さを言うだけでは、お客様に届かない。
一番伝えたい人の心にグッと届いて、行動させる。
そんな文章やキャッチコピーが作りたい方は、こちらへお越しください。
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