ご報告が遅くなりましたが・・・
先週、
野菜ソムリエ協会岡山コミュニティーの勉強会で、
『黄にらの産地見学&交流会』に参加してきました~
岡山は『黄にら』のシェア日本一!!って知ってましたか?
え??そもそも、、、黄にらを見たことがない??
関東方面のお友達のみなさんは、ひょっとしたらそういう方もいらっしゃるかもしれませんね・・・。
黄にらは元は、いつも見かけるこの青にらと同じものです。
これに日光を当てないようにカバーをかけ、『軟白栽培』したものが『黄にら』。
きれいな色合いと、柔らかな香り。
上品な甘みとシャキシャキの歯ごたえが特徴です。
高級中華料理などで使われますが、なかなかその辺のスーパーなどでは売ってないですもんね。。。
岡山ならソコソコのスーパーで売っているのですが・・・
さて。
私は今回初めて黄にらが植わっているところを見ました。
ほかの、岡山で産まれ育った野菜ソムリエさんも同様の方が多い!
それは、今まで極秘!?に作られていたから・・・
今回お邪魔したのは、岡山市北区の玉柏や牟佐という地域の黄にら農家さんなんですが、
先祖代々作っているものの、なかなか外部に細かい栽培方法が漏れない秘伝の農法だったんです。
しかし、近年若い世代の農家さん(2代目3代目)が増え、
黄にらを広くたくさんの方に・・・
特に地元岡山の方に知ってもらうために!と、
様々なイベントを開いたり関連商品が作られたり、積極的にPR活動を行うようになりました。
そこで、野菜ソムリエでもやっと叶った!産地見学というわけです。
本当に、貴重な経験ですね。。。
さて。
当日、黄にら畑はとてもとても寒かった!のですが、
黄にらが植わっているビニールハウスの中はほっこり暖か。
適度な湿気と温度が不可欠なんですね
ちびっこカタツムリちゃんがいくつもいました。
天敵ではないので、無理に排除したりしないようですが、
我が家の息子ちゃんでも見たらとっても喜ぶだろうな~
お持ち帰りしたい気分でした(笑)
温かさと水分を求めてカタツムリちゃん。やってくるようですよ。
黄にらもこのちょうどいい環境ですくすくと伸びています
はじめにも言いましたが、『黄にら』と『青にら』は同じものです。
外には収穫が終わり、次の黄にら栽培を待つ青にらとなったものがたくさん植わっていました♪
通常、青にらなら一株から10回くらい収穫できるそうですが、
黄にらでは4回程度。
日の当たらない分、収量も1/5程度だというし、本当に手間がかかって大変なんですね。
黄にらを買おうとすると、青にらの2~3倍のいいお値段がしますが、
こう思うと当然なんですね・・・。
寒い畑から戻ると、交流会&試食会のスタート。
黄にらを使った商品!
黄にらしょうゆ。
黄にらの肉みそ。
黄にらの浅漬け。
人気ナンバーワンは黄にら肉みそでした♪
私は黄にらの浅漬けもお気に入り。
JR岡山駅や岡山空港などで売られているとのことなので、
次回帰省の際は実家へのお土産に持って帰りたいと思います♪
生の黄にらは新幹線で持って帰るのは大変ですからね・・・
ほかにも、お昼ご飯に、
をいただき、黄にら大好きな私は大満足でした
ただ、お昼ご飯は生の黄にらが多かったので、帰りの車内が大変なことでしたが・・・(苦笑)
本人は体も温まっていい気分でしたよ
黄にらは、(青にらに比べると栄養成分では劣ってしまいますが・・・)それでも、
淡色野菜として免疫力UPの効果が期待されているそう。
香り成分の硫化アリルは血行よくして、体を温めますし、胃腸の働きを助けたり、風邪予防にも。
黄にら独特の『アホエン』という成分は脳の老化防止、記憶力UPの効果があるようです。
受験生必須の食べ物になるかもしれませんね~♪
黄にら農家の方のお話をたくさんうかがって、
私たちも黄にらに対して、地場の農業について学ばせていただくことができました。
貴重な機会をいただき、ありがとうございました!!!
岡山の黄にらを広めるため、ほとんどボランティアで各地を飛び回っているそう!
東京などでもイベントで見かけたら、ぜひ声をかけてあげてください。
黄にら大使、青首大根を作っている方や、ニンジンを作っている方など、
カラフルなツナギでアピール!
『○○戦隊△△レンジャー』みたいね
これからは若い方々にもたくさん頑張っていただきたいものですよね!!
最後に!!!大事なお知らせ!!
にっこりいいニラ!
2月12日は黄にらの記念日です。
http://home.oy.zennoh.or.jp/yasai/recipi/maturi.html
岡山中央卸売市場にて第4回黄ニラ祭りが開催されます。
お時間のある方はぜひ行ってみてくださいね~♪