2月になりました。
普段教育関係の記事を多く見ているためか、yahooには中学受験の記事がよく載っています(苦笑)。
2月1日は首都圏の中学受験解禁日でしたね。一気に記事が増えたわけだ…
そんな記事の中でちょっと気になったのがこれ。
私も長年せんせーをしてきて、最近は保護者の距離感がちょっとなあ…と感じることがあります。
特に、ハイレベルな進学を目指す、いわゆる成績の良い子供たちの保護者。
少し前なら、こういう子供の保護者ほど子供を信じて見守っていたように思います。
いい意味での「放任」ですね。
まあ、これは地域柄もあるのかもしれませんが…
最近は、もちろんこういう程よい距離感の保護者もいますが、どちらかというと
褒めるより叱る
待てずにすぐ指図してしまう
必要以上に手出しをしてしまう
そういう保護者が増えてきているように思います。
そのせいか、そういう保護者の子供は成績が良くても言動に「トゲ」のようなものを感じることがあります。
例えば…
せんせーの言葉の揚げ足を取る
仲間同士で親の悪口を言い合う
何か面白くないことがあれば乱暴な言動をする
他の子供と成績を比べて、自分よりちょっとでも悪いと大げさにバカにする
面談で成績の悪いところ(とは言っても、平均よりはずっといいですよ)について触れると、「そんなのわかっている!」と不貞腐れる←いや、否定しているんじゃなくて、そこをどういうふうに取り組んでいるのか確認したいだけなんだけれど…
あと最近多いのは、塾のせんせーの悪口。
休日になると1日中塾にいるという子供も多いためか、塾のせんせーたちとの距離が近いのかもしれませんね。それに、宿題やテストを多く課している塾も多いでしょうから、そのストレスもあるのでしょう。
ちなみに、これらの言動は男女関係ないですよ。
最近の学校のせんせーたちは、子供たちから暴言を言われたとしても、こちらから同じことをすることはできません(まあ、私はする気もありませんけれど…)。
だから、こういうストレスフルな子供たちにとっては、学校(特にせんせー)はストレス発散の場(対象)になっているのでは?
勉強は確かに大事です。でも、何か人として大事なことを忘れていないでしょうか?
子供も保護者もちょっと立ち止まって考えてほしいです。