人任せにしない! | せんせーの家計簿

せんせーの家計簿

ママせんせーが仕事、家計などについてこっそりお話しします。

前回の記事「2年後の大学入試にかかる費用は?」でも触れましたが、いよいよ本格的な入試シーズンですね。

新型コロナが広がり始めた頃は、欧米のように9月を年度初めに! という意見もありましたが、あっという間に消えてしまいましたね…。

※過去の記事「9月入学はあり? なし?」参照

(この頃は「STAY HOME」って言われていましたねえ…)

 

この時期、受験生がピリピリするのはもちろんですが、受験学年の担任をしているせんせーたちもピリピリします。

昔は入学願書も手書きでした。

保護者(または子供)が書いた入学願書に記入漏れ、誤字脱字等がないかをせんせーたちがダブルチェックしていました。

結構あったのは…

「字が読めない!」(すごいくせ字)

「押印していない!」

時々あったのは…

「受験者氏名のところに保護者氏名が書いてある…」

「子供の生年月日が違うよ…」(おいおい)

さすがにまずいだろ! というのは差し戻して再提出させました。

今はほとんどがweb出願になり、入学願書の点検がなくなって気持ちとしてはだいぶ楽になりました。

 

まあ、ほとんどの保護者(と子供たち)はきちんとやってくれていますが…

残念ながらこういうケース、実際にあるんですよね(記事の内容がどこまで事実かはわかりませんが、似たようなことは起こっています)。

 

 

在籍校ができることは、調査書の準備や面接・小論文対策とせいぜい受験当日のトラブル対応くらい(やれることは限られますが)。

合格後の手続きは、全て保護者(と子供)がしなければなりません。

この記事の担任もしていましたが、せんせーたちは「入試関係は締切期日や時間を必ず確認すること! できることは早めにやって、ギリギリにならないようにすること!」と繰り返し子供たちに伝えます。

でも、記事のように自分事として考えられない子供(と保護者)はいるんですよね…。

 

進学するはずだった大学の学生課に電話をして、何度も謝った上で、何とかしてもらえないかと聞いたが、大学側は、もう締め切ったのでの1点張り。

「でもまあ、それは当然のことです。大学としても、そんな大切な期日を守ることのできない生徒は、欲しくないでしょうしね」

「本人も、ショックは受けているみたいでした。『先生が前日に電話とかくれたらよかったのに』と言ったのでさすがに頭に来ましたが、ここで怒っても意味がないと自分に言い聞かせて、この後の一般入試を受験するようにと伝えました」

(記事より引用 「 」は担任の言葉)

 

私もこの子供の担任だったら、同じことを考えますね…。

あのさあ、担任1人で40人近い子供の合格後のスケジュールも把握しろと? 大学入試なら1人あたり3~4校(しかも全国規模で受験パターンも様々)受験しているでしょ? 把握できるかっての!

 

ネット上の情報を見ると、「手続きを忘れても何とかOKしてもらえた!」というところもあるようですね。

ただ、みんながみんなそれを可にしてしまうと、締切の意味がなくなります。

「1日だったらOK!」と許してしまうと、「2日過ぎたのを何で受け入れてくれないんだ! 遅れたのは同じだろ!」というクレーマーが出てきそうですしね。

受け入れる側だって、新年度準備のスケジュールを考えて締切を設けているはずです。

受け入れる側のことも考えてください!

 

大事な入試。だからこそ、全ての手続きが完了するまで人任せにせず、保護者と子供がコミュニケーションをしっかりとってやってほしいです。

 

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