前回のブログにも書きましたが、夫はもともとは国立大の医学部を目指していました。
持病のためにこれまで何度も入院、手術を繰り返していたこともあり、医学の知識はもちろん、医師や病院のことについてもしょっちゅう調べているのでやたら詳しいです。
(ちなみに、夫は当時症例の少ない特殊な病気だったため、手術を受けたのは国内最高峰の某病院。
いわゆる「ゴットハンド」と呼ばれる医師から命を助けてもらいました。)
エリート職業ともいえる医師ですが…国内最高峰のその病院に、これまた国内最高峰の医学部である東大理Ⅲ卒の医師は…全然見かけない!
そこに勤めているのは地方の国立大卒の医師がほとんど。
それも、旧帝大の医学部じゃないですよ。
全国的に見ても、やはり東大卒の有名な臨床医は見かけない…(夫談)
うーん、東大は以前から研究や臨床の実績が少ないような…
単なる「受験最高峰の学部」でしかないような感じですね。
だから、医師を志すでもなく、自分の頭脳を誇るためのものとして存在する学部になってしまったように思います。
(佐藤ママの子供たちが典型的な例じゃないかな?)
医学部であるはずなのに、医師になって活躍しないってどういうこと?
医師を育てるために、医学部には多額の税金が投入されているとも聞きます。
その税金を使って育てた医学部生が結局医師にならないというのも何だかなあ…
だったら、東大理Ⅲは医学部ではない、全く違う学部にしてしまったほうがいいのでは? と思っていたら…こんな記事がありました。
(冷泉彰彦 ニューズウィーク日本版 2019年1月24日)
賛成! やっぱり医師は頭脳明晰なのも必要でしょうが、それ以上に「命を救いたい」という志や使命感をもった人になってほしい!
ちなみに、夫の父方の祖父は医師でした。
(祖父と祖母は若いころに離婚して完全に縁を切ったため、夫は直接祖父には会ったことはないそうです)
その影響か、特に義母は娘に「将来は医学部だね!」なんて言っていますが、医学部は生半可な気持ちや学力では合格できないし、続けられないですよ。
正直、娘の今の状態では、私はあまりおすすめできませんね。
ただ、本気で娘が医師になりたいというのであれば、全力で支援したいと思いますが…
さて、どうなりますかね?