おはようございます。
ママスク東京の榊原ゆきです。
グレーゾーン・発達障害児ママ向けの「パーソナル・ペアレントトレーニング」や個別相談、フラワーアレンジ教室をしています。
我が家のADHDにいには、小学校に上がってから診断名がつきました。
(リュック姿のにいに。すっかりパパと同じ背丈です。)
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我が家のパパは、比較的、私の話を聞いてくれている方だと思います。
にいにの診断が出る前後も、たくさん相談して、会話をしていました。
それでも、パパはにいにのことを理解ができていなかったようです。
ちょうど診断名が出た頃…。
学校で校長、担任の先生、通級の先生と面談がありました。
状況説明などを私がしていて、パパはほとんど黙っていたせいか…
「お父様はいかがですか?ご家庭での関わりなどは?」
と、通級の先生に聞かれてしまったのです!
あれ?
何も関わっていない父親に見られてる??
と、私が慌てて、
「とてもよく話を聞いてくれています!!」
そんな風に伝えたこともありました^^;
そんなパパでしたが。
ある時の転職がきっかけで、発達障害への理解がグッと深まったのです。
それは、「障害児を受け入れている幼稚園」への転職でした。
にいにの診断名がついてから、しばらくした頃…。
パパが転職をすることになり、NPO関連で、幼稚園の事務の仕事に着きました。
そこに決めた理由というのが、「障害のある子やお母さんの居場所づくりをする」という内容だったからです^^
その幼稚園は、どんな障害のある子でも受け入れていました。
身体の障害だけでなく、精神の障害のお子さんもたくさん在園していたのです。
いわゆる、混合教育というところですね^^
その幼稚園で、パパは事務方や補助などを数年させていただきました。
重度から軽度の発達障害、自閉症やADHDの各特性…。
ダウン症や体の不自由なお子さん…。
たくさんのお子さんに出会い、知識や経験が格段に深まりました。
我が家のにいには、軽度に入ると思います。
実際、保育園でも、小学校でも、中学でも、通常級に在籍しています。
吃音があるので、話すことに難しさがあるものの、日常的な会話は通じます。
(通級に通ったり、支援員さんに付いていただいたりしています。)
その分、「普通の子と同じ」レベルを要求したくなることも多かったです。
「なんでこんな事が出来ないの?」
「どうしてこんな事するの?」
パパにも、もちろん私にも、理解できないところはたくさんありました。
それが、園での子どもたちの様子を見ることによって。
にいにのレベルや、なぜそれをするのか?という事が理解できるようになったのです。
パパにとって、そして私たち家族にとって。
この幼稚園での数年は、本当に得難い経験となりました^^
多くのお父さん達は、我が家のパパのような体験はできないかもしれません。
でも、お父さんの理解や、態度によって。
ママの精神的、身体的な負担が、大きく軽減されます。
そしてそれによって、お子さんの症状も、格段に落ち着くのです。
ぜひ、お父さん達にも、まずはお子さんの現状を理解してもらえたら、と思います。
どうしたらいいのかが分からず、不安になっているのは、お母さんだけではないですよね。
お父さん達の悩みを話していただける機会も、作っていきたいと思っています!
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