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管理栄養士国家試験と研究と私

管理栄養士国家試験の合格に向けて、過去問解説をしたりします。研究や学会、食品や栄養のお話もします。

おはようございますニコニコ

 

管理栄養士国家試験。

今日は模試の復習の仕方です。

 

そのポイントはたった1つ!!

 

 

ぜ~んぜん分からなかった問題よりも、

 

2択までしぼれたけど惜しくも反対を選んでしまった問題

 

を重点的に復習してみてください。

 

あと一息だった問題は、あと一息で点数がとれます。

でも、ぜ~~んぜんわからなかった問題はすごく頑張らないと点数になりません。

そして、すごく苦労したのに、本番で出題されるか分かりませんし、

出題されたとしても、解けないかもしれません。

 

ですから・・・

復習は頭からせっせせっせとやるのではなく、

 

1.2択で惜しくも間違えてしまった問題を重点的に

2.次に3択で間違えてしまった問題を…

 

という感じです。

4択で間違えただとか、ぜ~んぜん出来なかった・・・

という問題は、場合によっては・・・ぽいっべーっだ!

 

というわけで、模試の復習をする際、参考にしてみてください。

おはようございます!

さむーーーーーい雪の結晶ですねえっ


寒くて身体がかっちかちです。

今日の問題は、こちら!

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アシドーシス・アルカローシスとその原因に関する組み合わせである。正しいのはどれか。

(1) 呼吸性アシドーシス ー 過呼吸(過換気)
(2) 呼吸性アルカローシス ー 肺気腫
(3) 代謝性アシドーシス ー 嘔吐
(4) 代謝性アシドーシス ー 飢餓
(5) 代謝性アルカローシス ー 腎不全

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ちっちっちっちっちっち・・・・・


どかーん!!

正解は、 (4)です。


迷わず正解を選べましたか?


こういう問題がさっくと解けるようになっていると、いいですねニコニコ


それでは、解説します。


×(1) 過呼吸(過換気)では、応急処置として、口に袋をてる・・・というのはよく聞きますよね。
過呼吸で「はっはっはっはガーンDASH!」となってしまっているときは、苦しくて一生懸命酸素をいすぎて、二酸化炭素が不足してしまっています。

だから、口に袋をあてて、自分の吐き出した二酸化炭素を吸い込ませるんです。


繰り返しですが、過呼吸では、体内の二酸化炭素が不足しています。
二酸化炭素は酸性なので、血中の二酸化炭素が不足することにより、アルカローシスです
呼吸により引き起こされるので、呼吸性アルカローシスです。


×(2) 肺気腫は、慢性閉塞性肺疾患の1つです。「閉塞性」という名のとおり、閉塞しているから、息を吐き出すことができないんです。
したがって、二酸化炭素(酸性)が吐き出せず、呼吸性アシドーシスになります。

×(3) 嘔吐すると、胃酸が出ます。
嘔吐をすると、なんか食道がスースーする感じがしたり、口の中が酸っぱくなったりしますよね。胃酸は酸性ですからカゼ

したがって、嘔吐をすると、酸が排泄されることでアルカローシスになります。



嘔吐に下痢…ちょっと汚い話ですが・・・補足です。

下痢をすると、アルカリ性の重炭酸イオン(HCO3-)が排泄されるので、アシドーシスになります。


◯(4) 飢餓状態では、グルコースが不足しています。グルコースが不足すると、解糖系が進行できなくなってしまうので
解糖系→TCA回路→電子伝達系・・・とエネルギーを得ることができなくなってしまいますよね。

それではどうやってエネルギーを確保しよう?!
ということで行われるのが、脂肪酸のβ酸化です。

飢餓時には、身体のあぶら(トリグリセリド)を分解して、脂肪酸β酸化によりアセチル-CoAを作ります(脂肪酸のカルボキシ基側から、炭素が2こずつとれて、アセチル-CoAが作られるんでしたね)。


アセチル-CoAは、TCA回路に入るので、エネルギーを得るのに使えることがわかりますね。

じゃあ、ご飯食べなくて、身体のあぶらを分解するようにしたら痩せるじゃん!
・・・と言いたいところですが、脂肪酸のβ酸化では、アセチル-CoAを作るとき一緒に「ケトン」ができてしまいます。

ケトン体は酸性の物質なので、飢餓状態で脂肪酸のβ酸化にからエネルギーを得る状態では、身体はアシドーシスになります


×(5) 腎臓は、血液をろ過しておしっこをつくります。
腎臓の糸球体で血液をろ過し、必要なものは再吸収、いらないものは排泄します。

正常な腎臓なら、「リン、酸、カリウム、尿素、クレアチニン」などは糸球体ろ過された後、尿中に排泄されます。

腎臓が悪くなると、ろ過がうまくいかなくなるのはもちろん、尿中への排泄もうまくいかなくなります。
したがって、酸の排泄もうまくいかないので、血中に酸がたまってしまって、アシドーシスとなります。

腎不全になると、酸以外にも、リンやカリウム、尿素、クレアチニンなどが排泄出来ず、血中で増えてきます。
なので、腎不全の問題では、これらが上昇します。

ちなみに、
「血中の尿素は20mg/dL以上」、
「血中のクレアチニンは1.0mg/dL以上」
くらいになると、腎臓がかなり悪くなっている!と思って問題を解いてみて下さいね


1月11日(土)病態栄養学会(大阪国際会議場)にて・・・

COPDの食事療法がどのように行われているのか勉強してきましたかお

結果・・・

痩せないようにエネルギーをしっかり摂取してもらう


という感じでした。

痩せてしまうと死亡率が上がってしまいますから。

COPDの食事療法はまだまだ発展途上ですアップアップ