簡単な言葉で伝える白血球粘着能の上昇により血液流動性が低下、すなわち血液粘度が低下したため、脳血管疾患のイベント発生率が上昇した。 とかいうとかっこいいかもしれない でも・・・ 白血球がベタベタしてしまって、血液がドロドロになって、脳卒中の危険性が高くなったんだよ。 と言った方が分かり易いと思う 学会では、何故が分かり難い言葉を使う。 正確に表現するために、どうしても分かり難い言葉になってしまうのは仕方がないけれど、分かり易い言葉があるのなら、分かり易い言葉の方が良いと思う
糖質制限したら筋肉は落ちないのかな?糖質制限をすると体重が減ります。 すぐ減ります。 まずは、肝臓や筋肉のグリコーゲンがすごく減ります。 グリコーゲンは水と一緒に存在しているので、グリコーゲンが減るという事は水も一緒に減るわけで・・・ そうすると、数日で1~2kgくらいは体重が軽くなると思います。 糖質制限をすると、インスリンあまり分泌されなくなります。 インスリンは、栄養素を身体にため込むためのホルモンですから・・・ 糖質制限をしてインスリンの分泌量を減らせば、 体脂肪の合成も減るので、やっぱり痩せます。 さて・・・ 私が糖質制限を心配する理由は2つあります。 1つめ グリコーゲンがからっぽになってしまうので、運動する人がやったら疲労感はんぱないんじゃないかな?ってことです。 特にジョギングやマラソンをやってる人が糖質制限してもいいものだろうか? 急に動けなくなったりしない?? 2つめ インスリンの分泌が減るという事は、体たんぱく質の合成も低下するということです。 筋肉が落ちてしまわないのかな? お年寄りが転び易くならないのかな? なんて思うのです。 あ・・・ 今度学会にいったら、その辺りのこと聞いてみようかな?? 糖尿病による合併症を防ぐためには、血糖値を低く保つ事が重要なのはよく分かりますが、血糖値を低く保てば健康で長生き出来るのか?とはまた別問題かな、と。 もちろん、すごく血糖値が高い方は、まずは血糖値を下げないといけないとは思いますけど ちなみに・・・ 糖尿病の治療法の1つとして糖質制限は有効である。とは思っています
初めて学会発表した時のこと初めての学会発表のこと、とても良く覚えています だいたい15年前のことでした。 名古屋で開催された学会。 それはそれは緊張しました。 足は震え、手も震え、声はやたらとでかく、汗だくで・・・ 浅側頭動脈(こめかみのところの動脈)が脈打ち、そのせいでメガネの鼻の部分がカチャカチャ鳴って、それで余計に緊張して・・・ もうそれはそれは、無様な感じ あれから、もう何回も学会発表をしています。 それでも、今も学会発表する時は緊張します。 学会発表だけじゃなくて、人前で話す時はいつも緊張します。 人前で話すときに緊張してしまって困っている皆さん。 緊張するのは当たり前です。 でも、100回くらい人前で話せば、必ず慣れます。 必ず慣れますが、やっぱり緊張します。 そんなものかな~って思います