管理栄養士国家試験と研究と私 -20ページ目

管理栄養士国家試験と研究と私

管理栄養士国家試験の合格に向けて、過去問解説をしたりします。研究や学会、食品や栄養のお話もします。

サンマ丼ですニコニコニコニコ

サンマは軽く酢で〆てありますニコニコ
そして、サンマの肝をベースにした特性のソース(醤油)で和えてありますニコニコ
サンマの皮は、ひかれた後に串にクルクルと巻き付けられてこんがりあぶられていますニコニコ

最高のサンマ丼ニコニコニコニコ




サンマ丼始まる!!
写真はスイスのジュネーブにあるレマン湖ですニコニコ




写真の真ん中えっ

ほら、雨が近づいてきていますえっ

この10分後ずぶ濡れになりましたショック!

おはようございますニコニコ

お久しぶりです。
スベスベマンジュウガニは、しばらく国内外あちこち飛び回って、
めずらしくヘタバっておりました得意げ

体調管理…大事ですねかお


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糖質の代謝に関する記述である。正しいのはどれか。

(1) 小腸で吸収されたグルコースは、リンパ管を経て輸送される。
(2) 解糖系の第一段階は、グルコースとアセチルCoAの結合である。
(3) 乳酸は、脂肪組織でグルコースに変換される。
(4) ビタミンB6は、2-オキソグルタル酸デヒドロゲナーゼ(α-ケトグルタル酸脱水素酵素)の反応に関与する補酵素の前駆体である。
(5) ペントースリン酸回路は、NADPHを生成する。
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正解は・・・(5) です。


×(1) 小腸で吸収されたグルコース(水溶性の栄養素)は、門脈経由で輸送されます。
グルコース以外にも、アミノ酸、水溶性ビタミンなどの水溶性の栄養素は「門脈」経由で輸送されます

ちなみに、脂溶性の栄養素は「リンパ管」経由で輸送されます。
脂溶性栄養素の代表は、油、脂溶性ビタミンなどです。

ちなみにちなみに、
鎖脂肪酸はリンパ管経由、
鎖・中鎖脂肪酸は門脈経由で輸送される
というのも結講問題で出されますよ得意げ


×(2) 解糖系の第一段階では、グルコースがグルコース6リン酸になります。
ちなみに、クエン酸回路の第一段階では、アセチルCoAとオキサロ酢酸がくっついて、クエン酸になりますよ。


×(3) 乳酸は、肝臓でグルコースに変換されます。
これは絶対に覚えるポイント!糖新生の1つですね。

筋肉で生じた乳酸肝臓に運ばれてグルコースに変換される=糖新生です。
ちなみに、糖新生は主に肝臓で行われますが、一部腎臓でも行われます



×(4) 
2-オキソグルタル酸デヒドロゲナーゼ(α-ケトグルタル酸脱水素酵素)なんて知らないガーンもう終わりだぁ。
でも、ビタミンB6は、アミノ基転移反応の補酵素になるってことは覚えているんだけど・・・。
・・・そ
れでいいんですよニコニコ

勘が良い人は、「
2-オキソグルタル酸デヒドロゲナーゼ(α-ケトグルタル酸脱水素酵素)だから、クエン酸回路のα-ケトグルタル酸のあたりに関係するのかな?」なんて思ったかもしれませんね(実際、そうですニコニコ)。

知らない言葉が出てきてもあきらめない得意げ
意外に120点に到達するためには大事です。



◯(5) ペントースリン酸回路は、NADPHを生成します
NADHではなくて、NADPHです。

ペントースリン酸回路で覚えておかなければけないのは2つだけ。
①NADPHを作る。(脂肪酸合成に必要)
リボースを作る。(核酸(RNA・DNA)の材料)

です。


どうでしたか?
正解しましたか?

国家試験まであと半年。
模試にチャレンジしてみる時期でもあるかもしれません。

模試にチャレンジするときは、
知らない言葉に出会ったときにどう対処するか?
そんなことも体験しておくと、本番に強くなれますよドンッ


では、また来週~~