管理栄養士国家試験過去問解説34 | 管理栄養士国家試験と研究と私

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管理栄養士国家試験の合格に向けて、過去問解説をしたりします。研究や学会、食品や栄養のお話もします。

おはようございます。

ついに、今年最後の管理栄養士過去問解説になりました。
年末でお仕事や、お掃除や、お正月の準備やら・・・
いろいろ忙しい時期だと思いますが、

1問でも過去問演習をやってみましょうひらめき電球

今日の1問が、
「あの時頑張ってよかった!!
になるように!


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代謝に関係するホルモン・サイトカインに関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

(1) アディポネクチンは、インスリンの作用を減弱する。
(2) インクレチンは、インスリン分泌を促進する。
(3) アドレナリンは、脂肪細胞での脂肪合成を促進する。
(4) レプチンは、エネルギー消費を抑制する。
(5) TNF-α(腫瘍壊死因子α)は、インスリンの作用を増強する。

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正解は・・・
(2)です。

×(1) すごくざっくり言うと、アディポネクチンは、いいヤツです得意げ。笑
アディポネクチンは「いいヤツ」と覚えておきましょう。

もう少し補足します。

アディポネクチン脂肪細胞から分泌されるアディポサイトカイン
の一つです。
アディポサイトカイン(脂肪細胞から分泌)にも、いいヤツとわるいヤツがいるんです。

いいヤツ(善玉)の代表は、「アディポネクチン、レプチン」
わるいヤツ(悪玉)の代表は、「TNF-α」

くらいを覚えておきましょう。

いいヤツとわるいヤツがどういうときに出てくるのか気になりますよね?!
肥満によって脂肪細胞が大きくなると、
良いアディポサイトカインが減って、悪いアディポサイトカインが多く分泌されしまいます。

あまり良い例ではありませんが、

「クリスマスに、忘年会に、お正月~~なんか太った。
アディポネクチン減ってきたかも叫び


なんて一度言えば完璧に覚えられますね!!



◯() インクレチンは、GLP-1などの消化管ホルモンの総称で、インスリンの分泌を促進します。


×(3) アドレナリンは、ライオンに追いかけられているような時に出るホルモンです
(実際にライオンに追いかけられることはないと思いますので、比喩ですよ得意げ

ライオンに追いかけられている時に、のんきに脂肪合成できますか?!
ライオンから逃げ切るために、脂肪を分解してなんとかエネルギーを作ろうとするはずですよね。したがって、アドレナリンは、脂肪細胞での脂肪の分解を促進します。


「アドレナリンは、インスリンと逆」
と覚えておくと、問題が解きやすいと思いますよ。

インスリンはため込むホルモン。
アドレナリンはその逆です。


×() レプチンは、食欲を抑制してくれるホルモンです。
食欲を抑制した、エネルギー消費を促進してくれます。
もう食べレプチン!」と覚えましょう。

レプチンは(1)の解説にも書きましたが、脂肪細胞から分泌される善玉アディポサイトカインの一つです。
正常な脂肪細胞では、ご飯をたくさん食べたあとにはレプチンが分泌されて
「もうたべれぷちん!」と食欲を抑制してくれるんです。


×(5) TNF-αは、悪玉のアディポサイトカインです。

善玉のアディポサイトカインはインスリンの働きを促進しますが、
悪玉のアディポサイトカインはインスリンの働きを抑制します。




年末て、雰囲気的になんだかいろいろやらなきゃ!・・・となりますよね。

だけど、勉強は「いつもやっていないあれも、これもやらなきゃ!」としすぎると大変です。
いつも通り、まずは120点とるための知識をしっかりおさえましょうねニコニコ