炭素数が奇数の脂肪酸もある | 管理栄養士国家試験と研究と私

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管理栄養士国家試験の合格に向けて、過去問解説をしたりします。研究や学会、食品や栄養のお話もします。

管理栄養士国家試験の勉強をしていて出てくる脂肪酸は・・・


パルミチン酸(16)

ステアリン酸(18)

オレイン酸(18:1 n-9)

リノール酸(18:2 n-6)

γリノレン酸(18:3 n-6)

アラキドン酸(20:4 n-6)

αリノレン酸(18:3 n-3)

EPA(20:5 n-3)

DHA(22:6 n-3)


などなどであり・・・

全て炭素数は偶数ですよね。


あっかお

上の脂肪酸はすべて国家試験にでる脂肪酸です。

覚えていない方は、しっかり復讐・・・じゃなくて復習しておきましょうニコニコ


で、脂肪酸といえば偶数なんですが、

奇数の脂肪酸もあるんです。


C15:0だとかC17:0だとか。

で、これが、赤血球の中に含まれているらしいのです。

そして、乳製品の中にも含まれていて、

乳製品を沢山食べると、赤血球中の奇数の脂肪酸も増えるみたいです。

スペインの方の発表で、勉強させてもらいました。


で、奇数の脂肪酸が増えたら何なの?

ってことになると思うのですが、

今のところ、だからなんだ!ってことはわかっていないようですかお