
その中で面白かった発表。
それは・・・
「老化によって、なぜ摂食量が低下するのか?」を明らかにしようとした研究です。
あ、もちろん、消化管が弱るからなんでしょ?
だとか
そんなに運動しなくなるから、おなかがすかないんでしょ?
と言ってしまえばそれまでなのですが・・・
この研究では、
老化によって、摂食促進ペプチドが効かなくなる!ということが、老化による摂食量低下のメカニズムかも?!ってことを提案していました。
摂食促進ペプチドっていうのは、NPYとかAgRPとかいう名前がついていて、脳から分泌されて、これが出ると、普通は「はらへった~」ってなるんです。
でも、老化すると、こういうNPYだとかAgRPだとかいう摂食促進ペプチドが出ても「はらへった~」ってならないんですって。
老化によって摂食量が低下するメカニズムが明らかになれば、いつまでのいっぱい食べて元気でいられるようになるかな?
なんて思います
