分解と合成の違い(管理栄養士国家試験キモ知識) | 管理栄養士国家試験と研究と私

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管理栄養士国家試験の合格に向けて、過去問解説をしたりします。研究や学会、食品や栄養のお話もします。

おはようございますニコニコ

今日は「分解と合成の違い」についてです。

ついでに「分解と消化の違い」それから「吸収って何?」


このあたりについて説明したいと思います。


まずは・・・

「分解と消化の違い」

分解というのは文字通り「何かが壊されて小さくなること」です。


じゃぁ、消化は?

消化は、栄養素が分解されて小さくなることです。

栄養素が分解される(消化)のは、吸収できるようにするためです。


では「吸収」って何なんでしょうか?

吸収というのは、栄養素が、小腸などの消化管から、血液中に入ることです。

(脂溶性の栄養素はリンパ管に入ります)


で、ここでちょっと迷ってしまうのが「合成」です。

グリコーゲンの合成と、グリコーゲンの分解。

この2つを悩んでしまうことがあります。


グルコースからグリコーゲンができることを、グリコーゲンの合成。


グリコーゲンが壊されてグルコースになることを、グリコーゲンの分解。(グルコースの合成とはいいません)


というんですニコニコ


合成というのは、何かを新たに作ることなんです。

(例外もありますが、基本的にはこの考え方でオッケーです)


ですから、アミノ酸や乳酸から新たにグルコースができることを、グルコースの合成(糖新生)というんですねニコニコ



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