GABAの真実?!(ストレス社会でたたかう人へ??) | 管理栄養士国家試験と研究と私

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管理栄養士国家試験の合格に向けて、過去問解説をしたりします。研究や学会、食品や栄養のお話もします。

GABAってご存知ですか?

「ストレス社会でたたかかう人へ」というようなフレーズでチョコレートに配合されていたり、発芽玄米なんかに結構沢山含まれていたりするアミノ酸の一種です。


発芽玄米なんかに沢山ふくまれていますが、根菜類にも沢山含まれていて、野菜ジュースを1本飲めばかなりのGABAを摂取することが出来ます。あとは、キムチや納豆などの発酵食品にも結構入っています。


GABAの効能として明らかになっているのは「血圧を下げる」です。

これは、まず間違いないと思います。

ヤクルトの研究チームが、たしか8年くらい前に、GABAが血圧を下げるメカニズムについて論文を発表してます。


さて、ではGABAはストレスを軽減するのか?

というお話ですが・・・

これは、まだ謎。


もともも、GABAは抑制性の神経伝達物質ですから、脳でGABAが沢山産生されれば、気持ちが落ち着くんです。

でも、GABAは脳に到達しないことが解っています。

ちょっと難しい表現になりますが、GABAは血液脳関門を通過できないんです。

脳に到達しないということは、ストレス軽減効果もないかもしれません。

あるかもしれません。


ただ1ついえるのは、グルタミン酸は興奮性の神経伝達物質ですが、グルタミン酸(だし汁とかに入っている)を食べても気持ちが興奮するってことはなさそうですよねニコニコ