植物性タンパク質は身体に良いのか? | 管理栄養士国家試験と研究と私

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おはようございます晴れ


今日は、植物性タンパク質は身体に良いのか?というお話です。


よく、植物性タンパク質は身体に良い!っていいますよね?

でも、たぶん、それは、うそ得意げ


あ、別に、植物性タンパク質が身体に悪い!と言っているわけではありませんよ。


えーっと・・・

タンパク質の質?を評価するのに「アミノ酸価」というのがあります。

あ、「アミノ酸スコア」ともいいます。

(参考までに・・・タンパク質はアミノ酸が沢山つながったものです)


「アミノ酸価」は、簡単にいうと、

ある食べ物を食べた時に、私たち人間の身体をつくるタンパク質のうちどの程度を、その食べ物でまかなえるか?という指標です。


私たちの身体をつくるタンパク質の全てのアミノ酸をまんべんなく含んでいるとアミノ酸価は100になります。


植物性タンパク質の中で、アミノ酸価が100なのは、大豆タンパク質です。

やっぱり大豆ってすごいですね得意げ


その他の植物性タンパク質だと、例えばお米で50程度、小麦でも45程度でしょうか?


つまり、(大豆を除く)植物性のタンパク質では、私たちの身体のタンパク質をまかないきれないのです。


一方、ほとんどすべての動物性タンパク質。

アミノ酸価100です。


ですから、動物性タンパク質の方が、身体のためになるんですよ。


あれ?

では、何故、動物性が嫌われるのでしょうか?

それは、また明日ニコニコ