管理栄養士になるために その4 | 管理栄養士国家試験と研究と私

管理栄養士国家試験と研究と私

管理栄養士国家試験の合格に向けて、過去問解説をしたりします。研究や学会、食品や栄養のお話もします。

前回の記事では、管理栄養士養成施設の学生さんはとにかく沢山勉強をするんだ!というお話をしました。


今日は、では、一体どんな勉強をしているのかな?というお話ですニコニコ


もちろん、養成施設ごとに違いがあると思いますので、その辺りは大目にみてください目


管理栄養士養成施設ですから、主に栄養の勉強です。

栄養の勉強といっても様々です。


ヒトの身体では栄養素はどのように働いているのかな?


どうして病気になるのかな?


食べ物には一体どんな栄養素や成分が含まれていて、ヒトの身体にはどのような影響を与えるのかな?


病気の時はどのような栄養素を摂取したら良いのかな?


赤ちゃん、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、社会人、ちょっと中年、高齢者などなど、それぞれの時期にどんな栄養素を摂取したら良いのかな?


栄養素を摂取するときは、どんな風に調理したらいいんだろう?


小人数分の調理と大人数分の調理法はどこが違うのかな?


栄養バランスのとれた食事を食べてもらうためには、どうしたらいいのかな?


上に挙げたのはほんの一部です。

これらのことを、講義、実験、実習で学びます。

さらに、臨地実習といって、病院や保健所に1ヶ月ほど実習に行きます。


こんな風に、沢山勉強をした後に、管理栄養士国家試験が待っているのです。

これに合格すると晴れて管理栄養士になれます。


食や栄養に関する様々な資格がありますが、その中でも、取得が最も難しいのが管理栄養士です。


次回は、管理栄養士が活躍する場所についてのお話です。


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ここは、家族の食と健康を守っているママに、食と健康にまつわる正しい情報(少しのサイエンス)をお伝えする場所です。



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