前回の記事では、管理栄養士養成施設の学生さんはとにかく沢山勉強をするんだ!というお話をしました。
今日は、では、一体どんな勉強をしているのかな?というお話です
もちろん、養成施設ごとに違いがあると思いますので、その辺りは大目にみてください
管理栄養士養成施設ですから、主に栄養の勉強です。
栄養の勉強といっても様々です。
ヒトの身体では栄養素はどのように働いているのかな?
どうして病気になるのかな?
食べ物には一体どんな栄養素や成分が含まれていて、ヒトの身体にはどのような影響を与えるのかな?
病気の時はどのような栄養素を摂取したら良いのかな?
赤ちゃん、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、社会人、ちょっと中年、高齢者などなど、それぞれの時期にどんな栄養素を摂取したら良いのかな?
栄養素を摂取するときは、どんな風に調理したらいいんだろう?
小人数分の調理と大人数分の調理法はどこが違うのかな?
栄養バランスのとれた食事を食べてもらうためには、どうしたらいいのかな?
上に挙げたのはほんの一部です。
これらのことを、講義、実験、実習で学びます。
さらに、臨地実習といって、病院や保健所に1ヶ月ほど実習に行きます。
こんな風に、沢山勉強をした後に、管理栄養士国家試験が待っているのです。
これに合格すると晴れて管理栄養士になれます。
食や栄養に関する様々な資格がありますが、その中でも、取得が最も難しいのが管理栄養士です。
次回は、管理栄養士が活躍する場所についてのお話です。
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