こんにちは、Mama'sBody白金高輪の山本です。

 

こちらのブログでも紹介した通り、娘が思春期早発症というものになっていたことが発覚し

その治療が4月から始まりました。

 

 

〇思春期早発症とは

思春期早発症は、女性ホルモンが年齢が早い時期から出てしまい

そのせいで身長の伸びが低年齢でピークを迎えてしまったり、

生理やデリケートゾーンの発毛、乳房の発達など、

思春期におこる体の変化が本来来るはずの5~6年生よりも早く出てしまいます。

 

女性ホルモンが早くから出てしまう原因として脳の下垂体の形や大きさが関係するようですが

うちの娘は特に下垂体に異常はなく、原因不明の思春期早発となりました。

 

ただ女性ホルモンを抑制する注射薬”リュープリン”を打つことで

思春期が進むのを止められるとのこと!

(しっかり効果が出ているのか、また副作用が起こっていないかは

 定期的に医療機関で血液検査等でチェックしていく予定です)

 



〇リュープリンは癌にも使われる

このリュープリンという注射、実は娘がこの病気になる前から知っていました。

何故なら、以前製薬会社で働いていた時に癌関連の治療薬を医師や薬剤師へ説明するMRをしていたのですが

その時に扱っていた薬と一緒に使うことがあったのがリュープリンでした。

 

前立腺がんや閉経前の乳がんで使われるこの注射薬。

子宮筋腫など癌以外でも使われることも知っていましたが、当時子供もおらず癌以外に興味も薄かった私は

思春期早発でも使われるという事は認知していませんでした。

 

因みに乳がんは、閉経前のみ適応があるのですが、

それはこのリュープリンが性腺刺激ホルモンの分泌を抑制してくれるから。

閉経前ってエストロゲンが出てますよね。

(閉経後はエストロゲン分泌量が減って更年期の症状が出るといわれる)

このエストロゲンが乳がん細胞の分裂や増殖に関わっているため、

エストロゲンを抑えるリュープリンが使われるのです。

※中にはエストロゲンの影響を受けず増殖するがん細胞もいるので

 検査でホルモン感受性ありとされた場合にリュープリンが使われるはずです

 

〇投与方法

さて、このリュープリンは皮下注射です。

インフルエンザワクチンと同じですね。

頻度は4週に1度打っていきます。

子供の体重により投与量が変わるので、毎度打つ前に体重を測る必要があります。

 

また症状に応じて、30㎍/kgから180㎍/kgまで増やすことができるので

定期的な検査で効果が薄いとなった場合には、量が増えるのだろうと思っています。

 

副作用としては、肝機能障害や食欲増進などが起こる可能性があると説明がありました。

うちの娘ちゃん、既に食欲すごくて、大人以上の量を食べるのですが(汗)

これは思春期だからだという説明でした。

 

また面白いことに、更年期障害で現れるような体の反応(ほてりやイライラ)なんかも

報告されているんですよね!

エストロゲンが抑制される=更年期 ということなんでしょうか。

 

 

親としては、大きな副作用なく、無事に投与期間終了時まで続いてほしいと願うばかり。

注射大っ嫌いな娘なので、可哀そうという気持ちもありますが

”他の子と違う”というのは小学生のうちはけっこう気にするのかなという心配もあり・・・

何とかリュープリンの効果が出て落ち着いてほしいなと思っています。

 

 

 

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