T先生のブログをリブログ!

 

 

T先生もいうように

課題を消化するだけの夏期講習は意味がありません。

 

目的がとにかくテキストを終わらせるっていうことになっているからです

問題を解いている中で

 

自分のできているところ

できていると思ったけどできていなかったところ

できていないところ

 

この分類をすることが大事です

 

だから膨大な量の課題が必要になります。

その中でいろいろな技術を学んでいきます。

 

たとえば今日も小学校4年生に食塩水の問題を教えましたが

 

「21gの食塩が溶けている濃さが14%の食塩水の重さを求めよ」

 

という問題がありました。

 

当然、食塩水×濃さ=食塩 になるので

 

21÷0.14=150となります。

 

もちろんこれで正解です。

 

でも、21÷0.14をご丁寧に筆算でしてしまうと時間がかかってしまいますね。

 

こういう時は計算の工夫を使います。

 

21÷0.14=2100÷14です

 

さらに7で割れるので、300÷2=150となります

これが工夫です

 

こういうことを教えて便利だなやってみようかなと思って

どんどん吸収すると計算は早くなります。

 

ちなみに先生は

21÷0.14だったら、14をとって7

70÷14=5として、150とします

 

割り切れるはずなので、あとは150以外ないんです

15や1500はなるはずがないですよね。

 

そういう数の感覚ももっていてほしいです。

 

14%で21グラムだったら200グラムで28g、100グラムで14gだから

100から200の間にあるのは確定ですからね

 

こういうことを教えるのは

答えだけを教えるAIには無理です

 

その問題があっているか間違っているかよりも

その問題を通して、他に教えることがあれば

教えるべきなのです

 

そうやって枝葉を広げていくことで

算数って面白いな。楽しいなってなっていきます。

 

問題があったからオッケー☆⌒d(´∀`)ノ!

で終わっていたら、それ以上は賢くなりません

 

あっていてなお、

 

先生だったらこれどう解くの?

もっといい解き方ないの?

 

って考えるくらい好きになると

算数や数学はグーンと伸びていきますね!