今日は高槻市の小学校の卒業式ですね。

卒業される皆さんご卒業おめでとうございます。

 

マスラボでも多くの小学6年生が通っています。

ということで先生から祝辞を述べます

 

小学校生活を振り返って

本当に色々なことがありましたね。

 

特に途中のコロナ禍では、

先生も経験したことのない一斉休校

オンライン授業

 

外に出て誰から遊んだり、話をしたりすること

当たり前のことができないもどかしさ

 

でも

 

そんな経験があったからこそ

当たり前のことの大事さに気づけたのかもしれません。

 

そんな小学校生活を終えて中学生になるにあたって

先生から中学校になったらやってほしいことを3つお伝えします

 

一つは「読書」です

 

今の時代は簡単に情報が手に入るようになって本を読まなくても色々な知識を学ぶことができます。ですが、先生自身も振り返って、中高生時代にたくさん本を読んでおくことが、大人になってからの見識にもつながっているように思えます。

 

ふるやまんは漫画ばかり読んでいましたが、日本文学も一通りは読みました。

 

先生の家に日本文学全集なるものがあり、読むのも辛い話などもありましたが、そういうことを描写できる作者の才能に触れることもできたので良かったと思います。

 

そんな昔の話なんて読んでも意味ないよ。と思うかもしれませんが、

学ぶことは多いです。

 

おすすめは

 

夏目漱石の「こころ」

森鴎外の「舞姫」

武者小路実篤の「友情」

 
 
 

 

学校の教科書にも載るほど有名な小説ですが、

 

自分だったらどうするか

 

これを考えるのに読書ってすごい考えられるんですよね。

誰にも相談するわけでもなく、自分がもし、先生だったら、豊太郎だったら、野島だったら

 

そう、正解がないんです

 

一応、小説の中では彼らがとる行動があるんですが、

自分だったらどうしてたんだろうな。

彼らの気持ちもわかるよな

 

そういう体験ができるので読書ってすごく面白いですよね。

大人になるとなかなか読書できません(実用書ばかりになって小説を読む時間が減っていきます)。

 

中高生のうちに、読書をする習慣をぜひつけてください。

先生も中学生・高校生の頃はかなりたくさん本を読みました。

日本文学の著名な作家の文章は、日本語の勉強にもなりますし、

表現力がすごいなといつも感心します。

 

現代の作家であれば

 

 

 

 
 

 

 

だいたい、おすすめの本は先生あまり読みませんが

こんな本を読んでるんだと思ってもらったらいいと思います。

 

図書館に言って、面白そうなタイトルだなと思ったものを読めばいいのです。

途中で終わったって問題ありません。タダで借りられるのですから。

 

いろんな本に出会って、いろんなことを考える

それが1番贅沢な時間の使い方だなと思います

 

ゲームをしている時間も幸せな時間だけど

読書で没入できる時間も先生は好きなんです

 

別に今のSNSみたいに

こんな本を読みました。良かった、悪かったと批評する必要もありません。

ただ本を読み、いろんなことを考えてもらったらと思います。

 

そして、人生の中で

この本に出会えて良かった!という本に巡り会えたら

それはきっと幸せなことですね

 

続く