集合と論理

今日は集合算を行いました。この前に過不足算もしましたが、良くできていて全く問題なかったので、予定通り集合算を中心に行いました。

この分野は中学受験でも出てくるんですが、学習内容的には数学IAのレベルとなんら変わりありません。むしろ入試問題なんかだと、高校の数学の教科書よりも頭を使う問題が出てきます。

ポイントは、ベン図をきちんとかくこと
と、差を見つけること。です。

中学受験においては、まずは「比」を制するもの受験を制するですが、
次に大切なのがこの「差」を捉えるということです。

いわゆる、違いがわかる人間になることですね。

条件が与えられて、それで答えられる人間っていうのはたくさんいます。
でも、条件の中から違いをみつけて、それを比べて新しいものを発見していくという作業はとても価値のあることだと思うのです。すごくないですか。みんなが気づかないことに気づける自分ってかっこいいですよね。

今日は3つのベン図も取り扱いましたが、やはり集合と論理は日本語の理解が大切です。

「AとBが少なくとも一方できる」というのは、「AまたはB」ということなんですが、これを小学生がきちんと理解するというのはとても難しいことですよね。だから、ベン図を使ってどういう状態(状況)を表しているのかを確認していくということが大切です。

どのレベルの受験もそうですが、
計算が簡単だと論理が難しくなり、計算が複雑だと論理が簡単になります。
両方ハードだと、そもそも点数がとれないですからね。

ということは、計算力を身につけていれば、論理が楽な問題で点数が頂けるということです。毎日少しで構わないので計算力をみにつける努力はしていますか??

計算力は、努力でどんどん早くなっていきますから、今のうちから少しずつ固めていきましょう。