
こんばんは。
今週から冬期講習がスタートします。
ふるやまんも教材研究をしていて、5年生のテキストにこんな問題を見つけました。
問題
12.34のように、小数第2位まである数の整数部分をA、小数部分をBとする。
たとえば12.34のとき、A=12、B=0.34。
ある数について、5×A+4×B=118となるとき、ある数を求めなさい。
こういう問題に、この冬チャレンジしていきます(難関校向け)。
そもそも「どうしたらいいかわからない」という人は、
まだこのレベルに達していないだけです。焦らず、
まずはできる問題を確実にできるようにしましょう。
いずれ必ず、こうした問題にも立ち向かえるようになります。
この問題、どこから手をつけるかがポイントです。
AでもBでもいいのですが、Bから考えた方が方針が立ちやすいです。
小数第2位まである数なので、Bの範囲は0.01~0.99。
4倍すると0.04~3.96となり、4×Bで表せる整数は1~3になります。
5×A+4×B=118ですから、
5×A=115、116、117のいずれか。
5の倍数になるのは115なので、A=115÷5=23。
B=3÷4=0.75。
したがって、答えは 23.75 です。
計算は単純ですが、
「B×4の範囲をすぐに思いつけるか」がカギになります。
最近の入試では、こうした**“糸口を見つけるタイプの問題”**が増えています。
導入でヒントがあるわけではなく、いきなり考えさせる問題です。
面白いですよね。
冬期講習では、こういう「考える力を試す問題」に挑戦していきます。
一緒に楽しく学びましょう!





